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March 31, 2005

堀江氏は確かに土足で家に入ろうとしている。

SBIの北尾吉孝氏が、堀江氏のことを
「土足で家に入ってきた」というような表現を使っていた。

それは確かなことだろう。

一軒の家にたとえるなら、
まだ一家四人が住んでいる我が家を
ホリエモンが金で買った。
「今日から僕の家だから、この家のことは主人である
自分が思うように使うぞ」
と家の中のインテリアの配置やら、
朝何時に起きて夜何時に寝るという生活のペース、
しまいには、家族4人の構成にまで
「この母親は自分の方針と合わないからやめてもらおう」
と他の母親を連れてくる・・・

そんなことをしているのと同じようなことをしようとしている
と言っても過言ではないだろう
(まあ、現在、ニッポン放送の亀渕社長と交渉しているということだが、
金で買った家の主人に対して、
上記したようなことを要求しているということだろう)。

“家”と“会社”の違いだけだ。
日本人にとって“会社”は“家”でもあるのである。

確かに“法律上”、堀江氏は間違っていないのだろう。
しかし、“法律の網の目”をくぐられて、
泣いている人は世の中にどれくらいいるだろう。

堀江氏が、権力者へ立ち向かうという“英雄的側面”にばかり
気をとられて、以上のような事をやっているという“事実”を
認識しなければならない。
ぼくは、世間にその認識が足りないと思う。
それは、多くの人々にとって
テレビなどのマスメディアの枠の中でやっている
“他人事”であるからであろう。

その事実を“認識”した上で、たとえば、自分の“家”が金で買われて
勝手に扱われたとしてもいいのだ、という覚悟があって
堀江氏を支持するならそれでもいいのだと思う


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