世界3億人が喘息で苦しんでる
吸入薬を握るガスネル(エルサレムに住む17歳の少女)、
ニューヨークの救急治療室、
ドイツの洞窟治療法、
ロシアの病院で吸入を受ける人々・・・
これらは、ニューズウイーク日本版2005・4・13(今週号)のある記事に出てくる写真である。
タイトルは「科学がぜんそくに勝つ日」。世界で3億人もの患者がいる喘息に“遺伝子研究”という科学の光が当てられはじめた、という内容だ。
僕はなにより、エルサレムの少女、ガスネルの
4度の入院経験があるほどの重症の喘息患者でありながら、
「前向きに生きて行きたいと思った」と、発作時以外は(吸入)ステロイドを使わないと決めた、
という部分に感動した。
自分自身が、30数年間使用していた薬をいっさいやめ、
仕事を離れ、ある意味で社会からドロップアウトせざるを得ない状況で、3年間以上喘息と向き合ってきた、苦闘してきたという経緯があるからだ。
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