子どもの頃はよく影踏みをして遊んだり、
とても意識していたけれど、
大人になってからは、ずっと“影”の存在を忘れていた。
あらためて、じっくり見つめてみると、
“影”というものはとても美しい。
もし、花というものが、
人間の目を楽しませ、
心をなぐさめるために、
神によって与えられたものならば
“影”だってそうなのかもしれない。
それにしても、どうして、
“影”の存在を忘れていたのだろう。
忙しすぎたのか。
それとも、忙しさを理由に
あえて“影”から目をそむけていたのか。
それとも、子どもの時に
“影”を置き忘れてしまったのかな
by モモタロウ(写真/文)
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