土から離れてダメになった日本人①
以前、某局の衛星放送の企画で、
ダグラス・ファーという環境エンジニア
(国際的レベルの科学者・エンジニア)の方の
取材をしたとき、こう言っていた。
「日本人は土から離れたからだめになった」
正確な言葉使いは覚えていないがそうした内容だった
(その節はありがとうございました)。
彼が住む駒ヶ根の山村で畑を耕し野菜を育て、
常に“土”に触れているおばあさんたちは人間的に素晴らしい。
しかし、多くの現代日本人は、そのような
日本人ならではの良さを失ってしまったということだった。
ぼくは、その言葉をいまだに大きな指針としている。
そしてずっと考えてきた。
氏の言う“土”とはいったいなんであろう。
どうやって自分は“土”に戻ればいいのだろう。
(次回の記事に続く)
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