喘息発作は出てはいけないの?
喘息患者の皆さんにお伝えしたい!
自分の体験から述べます。
医師は、よく
「喘息発作が起これば起こるほど、悪くなる」
と言いますが、
それは違います。
医師は「だから発作が出ないようにして、さらに発作が出たならば
すぐに止めなければならない」
といいます。
しかし、ぼくの、命懸けでつかんだ見解からすれば
違います。
それは
「長い目で見れば喘息発作は出れば出るほど、
だんだんよくなる」
少なくとも
「『喘息発作が出れば出るほど悪くなる』ということはない」
です。
今まで薬剤で止めてきた人が発作を止めないと
ある期間、それまでよりもひどい発作が起こるかもしれません
(実際ぼくがそうでした。かなり激しい発作が連日のように
起こりました。まさに命懸けです)
しかし、それが過ぎると、だんだんと軽くなっていくのです。
その軽くなり方は、とてもゆっくりだとしても、
わずかずつでも確実に軽くなるわけです。
“自然治癒力”という観点からすれば、
まさに“自然治癒力”が働いているということでしょう。。。
でも、だからといって、
ぼくのように30数年間使ってきた薬剤
(途中、時々しか使用しない時期もありましたが)を
突然、やめるというような
無謀なことはしない方がいいでしょう。
(真似をしないでくださいね。
ぼくの場合は本当に命懸けでした。
もしもの覚悟がなければできません)
たとえば、喘息が自然に止まるまでに、
体力が落ちてしまって死ぬ、とか、
(ぼくは薬をやめてから一時20キロは減りました)
この間、記事に書きましたように
薬を使用してきたがために心臓が弱っていて
そちらの影響が出る、など、
薬剤を使用してこなければあり得ないのだけれど、
使用してきたがためにあるリスクというのが
厳然として存在します。
何より、そのリスクが怖いのです。
だから、
ぼくが、この記事で言いたかったことは、
もしも
「喘息発作を止めないと
どんどん悪くなる」
というお医者さんがいたら、
その言葉は、長期的にみれば、真実じゃないよ。
ということを、自分の身で体験してますのでお伝えしたかった。
(ここまでの体験をされている方は
そんなにいないと思いますので)
また、その認識があるだけで、
たとえ薬の使用をやめなくても、
また違った対応ができるのではないかと思ったわけです。
(END)
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Comments
モモタロウさんの3年間が、
そんなに大変な。。。命がけの3年間だったなんて、
本当に驚きました。
Posted by: こぞう | June 07, 2005 03:09 PM
こぞうさん
3年間というより
もっとも厳しかったのが
最初の半年くらいですね。
ぶっ続けですからね。
Posted by: モモタロウ | June 08, 2005 09:45 AM