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一燈を提げて暗夜を行く。
暗夜を憂うること勿れ。
只だ一燈を頼め。
佐藤一斎 『言志晩録』
〔訳文 川上正光〕 暗い夜路を行く場合、一張の提灯(ちょうちん)をさげて行くならば、 如何に暗くとも心配するな。 ただその1つの提灯を頼んで行けばよいのだ。
※いつも有難うございます。 2,3日、家をあけます。 コメント・トラックバックへの返事、 書けていない方のもありますが、 帰って後、お返事させていただきます。 御心の込もった、コメント、トラックバックに 心より感謝しております。
Posted by モモタロウ at 11:56 PM in つぶやき | Permalink Tweet
数日前にブログを始めたばかりで勉強中です。これからも参考にさせて頂きます!頑張って下さいね。
Posted by: sayaka | August 10, 2005 10:19 PM
sayaka さん ありがとうございます。 特に、この記事「一燈を頼め」は説明不足だったせいか、誰もコメントを書いてくれず、少し残念に思っていました。 そこへコメントを書いてくださったので、とても嬉しかったです。
[数日前にブログを始めたばかりで勉強中です。] そうですか。私もご訪問させていただきます。 お互い、頑張りましょうね!
Posted by: モモタロウ | August 11, 2005 02:29 AM
モモタロウさん、こんばんは。 今日、やっとこの詩の意味が心からわかった気がしました。 私事ですが今日は病院の日で、レントゲン結果も血液検査も身障検査も結果がボロボロで帰って来ました。輪をかけて、『薬を減らすことを目標にやっている』という私に対して、医師はほら見たことかといわんばかりに新薬の話をしました。 くやしくて・・・。でも帰ってきて夫や母に話をしたら、『ほっとけ!わたしたちの目指すものはひとつ!』との答え。 まさに『暗夜を憂うることなかれ 只一灯を頼め』の心境でした。 またひとつ、病気に教えられました。そしてモモタロウさんのブログに出会えたことを心から感謝しました。 ありがとうございました。
Posted by: ぢゅん | August 11, 2005 11:56 PM
ぢゅんさん そうでしたか・・・ それは、さぞ、つらかったでしょう・・・ ぼくも、亡き母がもうだめだとわかったとき、 担当医師から「ほら見たことか」といった表情で視線を投げかけられました。それが、どれくらいつらく。悔しいことだったか・・・。今でも思い出すと、つらいです。
この佐藤一斎の言葉は、 暗夜よりも、自分にとっての 一燈がなんであるかの方が大事のようです。 人生たった一つの一燈は何であるのか。
ぢゅんさんは、お若い(少なくとも僕より若い)のに、それをつかまれているのですね。 特に、最近の体と心と魂に効く「旅」の記事を読んで、またこのコメントを読んでそう思いました。
それは、病というものをもち、人生を深く見つめているせいではないでしょうか。(また、いい伴侶や家族に囲まれているせいかもしれませんね)
一燈を死ぬまで見つけられなくて、また一燈の大切さを知らずに見つけようともせずに 暗夜の中を歩み、死んでいく人の方が、どうやら多数派のようです。
自分も、自分の一燈はなんであるかこれでいいのか、問いかけて生きていきたい。
Posted by: モモタロウ | August 12, 2005 11:03 PM
わたしの『一燈』は、抱えているのはわたしだけれど、光を与えてくれているのはみなさんなのだと思っています。 わたしの苦悩より、親としての苦悩のほうがどれだけ大きいかわからないのに、うちの両親はほんとにわたしに光を与えてくれます。 だからわたしはひたすら、この『一燈』を抱え続けようとそれだけを思っています。どれだけ重くても、どれだけ風が強くて消えそうでも、抱えることがわたしができる唯一のことだと思いました。 そして『抱えていていいんだよ、光らせるのはわたしたちに任せて!』って言ってくれる人がいる心強さは、病気にも感謝できる強さをわたしにくれています。 だからきっと息子さんのことを誰より理解しているモモタロウさんがそばにいることだけで、息子さんの『一燈』を輝かせることにつながっているのだと思います。 そしてお母様の『一燈』も、モモタロウさんによって輝きを増したのだと、わたしは思います。
Posted by: ぢゅん | August 13, 2005 12:31 PM
ぢゅんさん ありがとうございます。 「そして『抱えていていいんだよ、光らせるのはわたしたちに任せて!』って言ってくれる人がいる心強さは、病気にも感謝できる強さをわたしにくれています。」 ぢゅんさんを支えている周囲の方も素晴らしいし、そういうように思えるぢゅんさんも素敵ですね。 私も、今は苦労をかけていますが妻の“一燈”を輝かせるようにさせたいし、娘や息子の“一燈”を光らせるような方向で育てたい、また、自分の“一燈”を輝かせてくれている人にも感謝したい。 ブログの中のおつきあいですが、ぢゅんさん にも感謝したいです!
Posted by: モモタロウ | August 16, 2005 10:49 PM
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会田 雄次〔対談〕: 竜馬と晋作
森 信三: 修身教授録
鎌田 紗和: 地球の子供
平井 伯昌: 世界でただ一人の君へ
加藤 諦三: 悩みの遺伝子
津村 喬: 気功への道
中村 天風: 心が強くなる言葉
北西 憲二: 軽度・神経症を治す
Carson Rachel Louise: 沈黙の春
真弓 定夫: 自然流育児のすすめ
Comments
数日前にブログを始めたばかりで勉強中です。これからも参考にさせて頂きます!頑張って下さいね。
Posted by: sayaka | August 10, 2005 10:19 PM
sayaka さん
ありがとうございます。
特に、この記事「一燈を頼め」は説明不足だったせいか、誰もコメントを書いてくれず、少し残念に思っていました。
そこへコメントを書いてくださったので、とても嬉しかったです。
[数日前にブログを始めたばかりで勉強中です。]
そうですか。私もご訪問させていただきます。
お互い、頑張りましょうね!
Posted by: モモタロウ | August 11, 2005 02:29 AM
モモタロウさん、こんばんは。
今日、やっとこの詩の意味が心からわかった気がしました。
私事ですが今日は病院の日で、レントゲン結果も血液検査も身障検査も結果がボロボロで帰って来ました。輪をかけて、『薬を減らすことを目標にやっている』という私に対して、医師はほら見たことかといわんばかりに新薬の話をしました。
くやしくて・・・。でも帰ってきて夫や母に話をしたら、『ほっとけ!わたしたちの目指すものはひとつ!』との答え。
まさに『暗夜を憂うることなかれ 只一灯を頼め』の心境でした。
またひとつ、病気に教えられました。そしてモモタロウさんのブログに出会えたことを心から感謝しました。
ありがとうございました。
Posted by: ぢゅん | August 11, 2005 11:56 PM
ぢゅんさん
そうでしたか・・・
それは、さぞ、つらかったでしょう・・・
ぼくも、亡き母がもうだめだとわかったとき、
担当医師から「ほら見たことか」といった表情で視線を投げかけられました。それが、どれくらいつらく。悔しいことだったか・・・。今でも思い出すと、つらいです。
この佐藤一斎の言葉は、
暗夜よりも、自分にとっての
一燈がなんであるかの方が大事のようです。
人生たった一つの一燈は何であるのか。
ぢゅんさんは、お若い(少なくとも僕より若い)のに、それをつかまれているのですね。
特に、最近の体と心と魂に効く「旅」の記事を読んで、またこのコメントを読んでそう思いました。
それは、病というものをもち、人生を深く見つめているせいではないでしょうか。(また、いい伴侶や家族に囲まれているせいかもしれませんね)
一燈を死ぬまで見つけられなくて、また一燈の大切さを知らずに見つけようともせずに
暗夜の中を歩み、死んでいく人の方が、どうやら多数派のようです。
自分も、自分の一燈はなんであるかこれでいいのか、問いかけて生きていきたい。
Posted by: モモタロウ | August 12, 2005 11:03 PM
わたしの『一燈』は、抱えているのはわたしだけれど、光を与えてくれているのはみなさんなのだと思っています。
わたしの苦悩より、親としての苦悩のほうがどれだけ大きいかわからないのに、うちの両親はほんとにわたしに光を与えてくれます。
だからわたしはひたすら、この『一燈』を抱え続けようとそれだけを思っています。どれだけ重くても、どれだけ風が強くて消えそうでも、抱えることがわたしができる唯一のことだと思いました。
そして『抱えていていいんだよ、光らせるのはわたしたちに任せて!』って言ってくれる人がいる心強さは、病気にも感謝できる強さをわたしにくれています。
だからきっと息子さんのことを誰より理解しているモモタロウさんがそばにいることだけで、息子さんの『一燈』を輝かせることにつながっているのだと思います。
そしてお母様の『一燈』も、モモタロウさんによって輝きを増したのだと、わたしは思います。
Posted by: ぢゅん | August 13, 2005 12:31 PM
ぢゅんさん
ありがとうございます。
「そして『抱えていていいんだよ、光らせるのはわたしたちに任せて!』って言ってくれる人がいる心強さは、病気にも感謝できる強さをわたしにくれています。」
ぢゅんさんを支えている周囲の方も素晴らしいし、そういうように思えるぢゅんさんも素敵ですね。
私も、今は苦労をかけていますが妻の“一燈”を輝かせるようにさせたいし、娘や息子の“一燈”を光らせるような方向で育てたい、また、自分の“一燈”を輝かせてくれている人にも感謝したい。
ブログの中のおつきあいですが、ぢゅんさん
にも感謝したいです!
Posted by: モモタロウ | August 16, 2005 10:49 PM