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September 06, 2005

本当に生活習慣の悪化が死因か?


 妹の夫38歳の死因は、急性心筋梗塞でした。生活習慣病と呼ばれる病気の1つ。確かに、太っていたし、タバコをけっこう吸っていた。かなりのストレスも受けていたでしょう。もっと生活習慣を正していれば、予防に注意していればこういうことにならなかったと責める人もいます。

 ただ、私は身近な人がこうなって、生活習慣病それだけでは片付けられないものを感じます。生活習慣病とひと括りするのは簡単ですが、人間はもっと立体的で重層的であり、社会的であり、時間的であり、形而上的な・・・存在です

 太らなければよかった、タバコを吸わなければよかった、ストレスを溜め込まなければよかった・・・といっているだけでは何も解決にならない。太るほどに食べざるを得なかった、タバコをいっぱい吸わずにはいられなかった、ストレスから逃れることができなかった。「それはなぜか」・・・。そこを追求していくことに、たとえ真因はわからなくても、今生きている私たちの本当の意味で参考になる大切なことがあるような気がします。自分の中で整理されるまでしばらく待ちたいと思っています。

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Comments

初めまして。表題が目に付いてお邪魔しました。生活習慣の改善はなかなか難しいものですね。でも危険要因を少しでも取り除いていくには本人がその気にならないとどうしようもない・・どんな理由があろうと守るのは自身と思い私も家族も頑張っています。有資格者なら強く啓蒙していく責任もありましょうね。今後も周囲の人たちを指導して少しでも悲しむ人たちを減らしてください。それは医師には出来ないことです。モモタロウさんや栄養士たちの大切なお仕事でしょう。失礼しました。

Posted by: 5151 | September 06, 2005 at 11:27 AM

ありがとうございます。
実は「初めまして」ではないですね。確か、このブログに、2回ばかり、コメントを書いていただいていますね(笑)。

実は、義弟はここには、あえて書いていない問題も抱えていました。

生活習慣病など、病を予防することは、現代においては大切です。
しかし、たとえば、生活習慣病を予防するような生活を完璧に送っていれば、ほんとうに、義弟のような死はないのか(生活習慣病予防指導士の資格があるのに、いうことではないかもしれませんが)。
決して、そうではないと思うのです。

そもそもが、私たち、現代人が生きている社会のベースのあり方というのは正しいのか。
そこを根本から改善しようという動きはあまり見られません。しかし、それなくして、真の健康はありえないと思います。

たとえば、何かの健康法で、金を使ったりして、自分だけ病にならなかったとして、それでいいのでしょうか・・・。世界には飢えで死んでいく人は山ほどいます。
大切なのは予防することより、どんな生き方をするかだと、僕は思うのです。

ただ、
[どんな理由があろうと守るのは自身と思い私も家族も頑張っています。]
はとっても尊いことだと心より思います。

(自分のブログですので、勝手なことを書きました)。

Posted by: モモタロウ | September 08, 2005 at 11:17 PM

生活習慣を改善すれば死なないとか、必ずよくなるっていう保障はないですもんね。私はタバコは吸わないし、お酒も飲まないし、食生活にも気をつけてるし、早寝早起きだし、周りの人から比べるといたって健全な生活をしてるけど、それでも沢山の持病を持ってますよ。何も気をつけなくても元気な人もいるのにね。個人的に頑張っても、どうしようもないこともあります。でも何もしないともっと悪くなるんですよね。・・・と、何が言いたいのかわからなくなってきたけど、病気になってしまった人や亡くなってしまった人に対して、生活習慣が悪かったからと責めるのはよくないね。それを言われると、残された家族はますますつらくなります。

5151さん、私のところにも一度コメントいただいたよ(笑)

Posted by: mayu | September 14, 2005 at 08:07 PM

うん・・・百さん・・・
ゆるりとな・・・心の整理には時間をかけて・・・ゆるりとな・・・
運命さだめ・・・これは頭で考えてもどうにもならんこと・・・
この試練を学びの喜びに変えていけることを、ただただ祈るしかないのう・・・

Posted by: 弥々 | September 15, 2005 at 08:35 PM

mayuさん
お気遣い、ありがとうございます。
義弟は、いろいろストレスになるような問題も抱えていたようで、それが大きかったようです。「死人に鞭打つな」といいますが、難しいですね、人の死は・・・。

Posted by: モモタロウ | October 06, 2005 at 09:56 PM

弥々さん
ありがとうございます。
「死生命有り」というコトバがありますが、
最近は天に定められた死でない死が多いように思います。ちゃんと、寿命は決まっているのに、わざと縮めているような・・・。
それは、生命として“不自然な生き方”をしていることが大きな問題だと思います。

Posted by: モモタロウ | October 06, 2005 at 10:00 PM

生活習慣の悪化で亡くなる、、、
わかるような、わからないような感じがします。
なぜ亡くなったのか分からないから、後から当てはめて考えているのかもしれません。
当たり前に生きていることが、命を縮めているとしたら、
恐ろしいことです。。。
モモタロウさんの言うとおり、なにか大切で見過ごしていることが、
深いところにあるのかな。。。

Posted by: こぞう | October 15, 2005 at 12:49 AM

こぞうさん

当たり前に生きていることが、命を縮めているとしたら、
恐ろしいことです。。。

仕事で読んだ本に、
たとえ、体には支障なく暮らしていても、
心の状態が、どんどん体を蝕んでいる
というのがあり、共感しました。

Posted by: モモタロウ | October 24, 2005 at 11:11 AM

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