自然治癒力はいつでも誰にでも発揮されている
病は自然に治るもの
病は、お医者さんが治せるものではない、というのが正解だと、ぼくは信じています。そして、同時に、病は自分でも治せるものではないのかもしれません。医者が治すのでもなく、自分でも治すのでもないとしたら、誰が治すのでしょうか…。自然が治すのです。別の表現をすれば病は自然に治るように、人間の体はできているのです。そこを信じることが、大切だと思うのです。
自然治癒力は高めなくても誰にでもある
そのことを自然治癒力が備わっているともいいます。ただ、最近の自然治癒力の言われ方は、「自然治癒力は高めるように促さなければ発揮されない」とされていることが多いように思います。自然治癒力を高めるためにサプリメントを飲んだり、呼吸法をしたり…。そのこと自体はいいのですが、自然治癒力は何かをしなければ発揮されないと誤解されてしまうのがよくないのです。そうではなくて、誰にでも、いついかなる場合にも発揮されている、だから自然治癒力なのです。自然治癒力がなくなるのは死んだときだけなのではないでしょうか。
ただ、自然治癒力が強い、弱いというのは、人によってあります。しかし、自然治癒力が弱いからといって発揮されないということは決してないわけです。ただ、その強弱によって、治りが早い、遅いはあるでしょう。でも、必ず、何もしなくても治る方向に向かっているということだけは確かなことであるのです。治るというのは、どういうことであるのか、何が治るのか、という問題はあるわけですが。
薬には自然治癒力を止めようとする働きがある
特に西洋医学の薬がよくないというのは、その自然治癒力を止める方向で働くからよくないわけです。薬が抑えている「症状」というものは治るために出ているものですから。でも、たとえ、薬を飲んでも自然治癒力は働くわけです。ただ、基本的に薬は止める方向で働くわけですから、まったく使わないときよりも治りが遅くなる可能性があるわけです。そこが問題なわけです。もう1つは、本来、体に入れるべきではない異物を体内に入れるのですから、すべてが排出されればいいのですが、また1つ病の原因を作っている可能性があるわけです。その2つが、薬における大きな問題点なわけです。
薬を使わなくても治るのだけど、治るまでの時間、QOL(生活の質)を保てないがゆえに、薬を使用するわけです。私の場合が現在、そうなのです。
でも、薬を飲んでも自然治癒力は発揮される
ただ、いえることは、薬を飲んでいても、治る方向で自然治癒力は必ず発揮されているということです。いかなる場合にも、いかなる時にでも、誰にでも自然治癒力が発揮される、それが自然の摂理なのです。病の人、そして、病になることが心配な人も、まずは、そのことを信じた上で、さまざまな治療に当たってみてはいかがでしょう。(END)
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