ぶ をもとめて
「足ることを知る者は富めり」。
―満足を知ることのできるものは
富める人である。
(老子)
しかし、「足るを知る」には
「分を知り、然(しか)る後に足るを知る」
―自分の身分・天分を知って、
望外のことは望まず満足することができる。
(佐藤一斎・江戸時代の儒者)
つまり、「分(ぶ)」を知ってこそ
満足することができ、
心豊かにになれるということ。
そして、さらに、自分の「分」は、
突き止めなければ、知れるものではない。
「分をつきとめ 分をまもる」
(森信三・哲学者、教育者)
つきとめた「分(ぶ)」は
しっかりキープする。
分際、分限、分担、身分、天分、…。そして自分。
ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、・・・・
おれの「ぶ」は、どこだ!
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