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July 03, 2006

喘息と金メダル

スピードスケートで金メダル保持者の

清水選手。今年の冬季五輪では残念な結果に

終わったのですが、

かつて無敵を誇ったとき、

その強さの秘訣はなんだったと思いますか。

私は、1つには、繊細さだと思うのです。

零コンマ何秒を競う競技では、微妙な体の動き、

筋肉の状態、フォーム、心の変化・・・というものが

タイムに影響するそうです。

それが、零コンマのまさにタッチの差となる。

だから、まずは、そうしたことをキャッチできる

感覚の鋭さ、鋭敏さというものが必要になります。

スピードスケートの選手は、その感覚を極限まで

体を鍛え、練習をすることによって得るといいますが、

きっと、それだけではいくらやっても

得ることができないものがあるのです。

それが素質というものであり、

一流のタイムを出せるか否かはそこにかかっています。

清水選手はその“繊細さ”をどこで身につけたのか。

天性のものだったのでしょうか。

私は、それは、幼い頃からの喘息にあると思うのです。

自分が喘息もちなので、よくわかるのですが、

喘息と正面から向き合えば向き合うほど、

鋭敏にならざるを得ません。

ダニやほこりはもちろん、食べ物、飲み物、歯磨き粉、におい、

天気、…、など、何が発作を誘発するかわからないからです。

つまり、清水選手がスピードスケートで“金メダル”を

とったのは、彼の“鋭敏さ”にあった、そしてその

“鋭敏さ”は“喘息”によって作られた。

だから、“喘息”でなければ、“金メダル”をとるのは

難しかったかもしれない…、と思うのです。

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