苦しみが飛んでいく魔法のクスリ
人能(よ)く無事の時に於いて、常に病の想を作(いた)さば、一切名利の心、自然に掃い去らん。「酔古堂剣掃」
平穏無事のとき、自分が病で一番苦しかったときのことを思い出せば、変な欲を出さずにすむということでしょうか?
とかく人間は名声や欲望にとらわれてしまう。
平常心を保つ一つの工夫なんでしょうね。
それに、病の苦しみを思い出すことの効用は、
病で一番苦しんでいたときと比べれば、
日常のちょっとした苦労・困難もたいしたことではないと思えること。
だから、今、体や心の病で死ぬほど苦しんでいるあなた。
あなたは、今、「魔法のクスリ」を作っているのです!
日常のちょっとした苦しみを消し去ってしまうという「魔法のクスリ」を。
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Comments
明窓出版の『安岡正篤の研究』を読んでみてください。
Posted by: 安岡ファン | August 31, 2006 12:56 AM
安岡ファンさん
ご紹介ありがとうございました。
明窓出版『安岡正篤の研究』を検索で調べてみました。
安岡氏のことが俯瞰して書かれていて、
面白そうな本ですね。
ただ、私の場合は、安岡正篤の思想を生活の中で
生かしたい、もっと端的にいえば、このどうしようもない
自分を変えたいという切実な欲求で読んで参りました。
その点からいうと、いろいろな面で余裕がなく
今は、読めそうにないのですが、
いずれは読んでみたい本の1冊になりました。
Posted by: モモタロウ | August 31, 2006 11:31 AM
病の淵から生還した人の、その後の生きざまには
目を見張るほど、余分なものが削げ落ちて、羨ましいほどに輝いて見える
無欲の美学・・・求めたいが・・・
吾、いたって健康優良児過ぎてなぁ・・・
まぁ、心はよっく疲労困憊するがの^^
魔法のクスリ・・・いつかはお世話になるんじゃろうね・・・
Posted by: 弥々 | August 31, 2006 01:20 PM
弥々さん
ぼくは、まだ病の淵から生還してなくて欲だらけ。
もっとも、そうした妄執たっぷりだから、なかなか
治らないのかもしれませんけどね。
なんにしても健康優良児であることが一番です。
魔法のクスリなくても、弥々さんのパワーは
心の疲労困憊を吹き飛ばすことができますよ。
これまで生き残ってきた役者根性と
強力なファンクラブ(?)がありますしね。
Posted by: モモタロウ | August 31, 2006 09:32 PM
モモタロウさん、弥々さん
こんばんは~お久しぶりです。
引越しやなんやで、日常ドタバタで最近見に来れませんでした。
なんとなくパワーがもらいたくて、来てみました。
お二人のコメント読んでいると、とても癒されます(*^^*)
私にとっては、お二人の様な存在が「魔法のクスリ」ですよ!
Posted by: bambi | September 01, 2006 01:53 AM
bambiさん
まぁ、お久でやんす^^
ここでメッセをいただけるなんて!
うれしかぁ~
百さんが、bambiさんとの出会いを導いてくれたんだもんなぁ^^
お忙しかったようで・・・
まぁ、これから過ごしやすい時節になりまする
どんそ、お健やかに^^
Posted by: 弥々 | September 01, 2006 03:37 PM
bambiさん
こんにちは!
楽天閉鎖したんで、お伝えしようと
おたずねしましたが、
更新していなかったんで、また今度!
と戻ってきたところだったんですよ。
弥々さんパワーによって、魔法のクスリ=キビダンゴの
効力が、倍加されるなら、願ってもないこと。
お互いのブログで、いいエネルギーを
発散しあいましょう!
Posted by: モモタロウ | September 01, 2006 06:50 PM