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November 29, 2006

それじゃ、おまえはなんなんだ?

日蓮宗のある信者の方に連れられて、

身延山にお参りに行ったことがあった。

そのお堂の中に、大きな像があり、

私はそれを日蓮かと思った。

そして、信者ではない自分は、

お参りをするときに、

心の中で、

「私は○○○○を尊敬するものです。

信じるものです」

といった自己紹介をした。

すると、

「○○○○は分かった。

それじゃ、おまえはなんなのだ?

何者なのだ?」

と問われたような気がした。

そのときの、衝撃はいまだに心から離れない。

意識のないはずの像から語りかけられたような

気がしたことが衝撃なのではない。

それは、ただ単に、自分の潜在意識の声なの

かもしれない。

その問いそのものに、

ガンと衝撃を受け、

心がえぐられたような気持ちになったのである。

「○○○○は分かった。

それじゃ、おまえはなんなのだ?

何者なのだ?」

「・・・・・・・・

・・・・・・・・

 ・・・・・・・・」

その後、私に語りかけたような気がした大きな像は

釈迦であるということがわかった。

ということは、その問いの意味は、

“天上天下唯我独尊”ということなのか、

“自燈明”ということなのか・・・。

まだ、よくはわからない。

ただ、その問いは、今でも忘れられない。

「それじゃ、

おまえはなんなのだ?

何者なのだ?」

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