子どもと自分の最も汚くて醜いところを愛する
他の子どもと自分の子どもをついつい比べてしまう。
そして、過激な受験競争、習い事、過剰なしつけ・・・、
それら優越欲、自己顕示欲、…の炎の中に、母親自らが、
我を忘れ、没入していく。
そういう母親は、自分の子どものありのままに
劣等感をもっているのだ。
比較するから劣等感を持つのではなく、
劣等感があるから比較する 加藤諦三(心理学者)
だから、そういう母親は自分の子どもの
一番だめで、見ていられない、
そして醜くて、汚くて、憎い、
目をそむけたい、
自分がそう思っている部分を
愛してあげるのだ。
マザー・テレサが、人々から見捨てられ
ゴミのようにただ生きている人の中に、
イエスを見出し、愛し、尽くしたように、
子どもの最も醜く、汚い部分に神を見て、
愛をかける・・・。
ただ、それには、まず、自分の中の、
最も醜くて、汚い部分、今までの人生で
目をそむけ、自分の中のどこかに
ゴミのように捨て去っていたところを、
抱き上げて、見つめ、
とことん愛してあげるのだ。
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