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January 10, 2007

心まで病ますまい

今年は中村天風(哲学者)の以下の言葉を

あらためて“心がけて”生活をして行こう。

たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。

たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。

否、一切の苦しみをも、なお楽しみとなすの

強さを心にもたせよう。  『座右箴言』より

特に、「たとえ身に病があっても、心まで病ますまい」。

そのための具体的な方策として、自分がしたいのは、

①「ありがとう」という言葉を心の中で繰り返し唱える。

  できれば、直接、口に出す。

 つまり、どんな小さなことでも感謝をする。

 存在できていることに感謝する。

②自分の病が治った姿をたびたび思い浮かべる。

 そして、そのとき、

 「病が治りました。ありがとうございます」と心の中でいう。

 こうして病が治り健康になったときの感謝の気持ち、

 嬉しい気持ちを常日頃より喚起する。

③明日のことを思い煩わない。

 今日一日の単位で生きる。

 今できることをやり、今日出来たことに感謝する。

付記

感謝、プラス発想、明るさ…そうしたことの大切さは学んできましたが、あえて、昨年の終わりは、自分の内面の見つめたくない部分に注目してきました。そのため、気分は暗く、沈みがちでした。

すると、そのせいばかりではありませんが、やはり今年になって再び体調を崩しました。お陰で、想念の影響はすぐ体に出るものだということがあらためてよくわかりました。

そこで、今年は年初から“想念”の建て直しに努力しています。

自分の中の暗い部分、一見マイナスの面も、人のために使うという方向にもっていけばまた違うのではないかとも考えています。

                                                                        

※前の前の記事にブログのデザインを中村さんの『静寂』(海中)にすると書きましたが、客観的に見て、今の時期まだ寒そうなので、元に戻しました。(それになんとなくやっぱり息苦しい…笑)

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Comments

こんにちは~♪今日の体調はいかがでしょうか?

中村天風、まだ読んでいませんが、前々から読みたい著者の
1人です。なんだかとても偉大な方のようで。。。

それから以前ブログで拝見しましたが、完全ではありませんが
モモタロウさんのブログに書かれている詩やお話は、いろいろ
拝見させていただきましたよ!

さて実は私もモモタロウさん程ではありませんが、音楽が仕事のため、
いつもピアノより大きい声を張り上げて仕事をしていました。
もともと喘息気味で、中年になってから余計のどが弱く、声もすぐでなく
なります。

大きな病院にもあちこち行き、調べましたが大した変化はなく困り果て、
実際の仕事にも影響が出て、自分でも苦しい思いをしてきました。
せきが止まらないのです。特に人としゃべると咳き込みます。

そして昨年いろいろ探し回った結果(書くと簡単です)、とってもおじい
ちゃん(70歳以上?)の先生で、「音楽専門」「教師専門」という先生を
見つけ出しました。
行ってみると、今までの耳鼻咽喉科(そこも耳鼻咽喉科ですが)とは
まったく違った事を言われました。

私の場合「アレルギー」だそうです。お話を伺って、治療した所まだまだ
ですが随分よくなりました。本当にうそのようです。音楽関係、声を出す仕事
の人には職業病的に発生するようです。

「大きな病院」「国立病院」というだけではだめなんですね。適材適所、
名医は町の中にもおられるんだなーと痛感しました。町の小さな開業医さんです。
モモタロウさんはアレルギーは調べられましたか?
ただし、私は大きな病院、国立病院でアレルギーは何度も調べました。
そして何も反応はでず、いつもアレルギーではないと言われました。
検査費返せ~!(笑)

まだまだお話したいことはありますが、もう1つだけ。
モモタロウさんとお知り合いになって、「再度書こう!」なんちゃって思ってしまい(笑)
昔の原稿を引っ張り出して、またもやある童話大賞に応募しました。

昨日がぎりぎりの締め切りです。10年も前に書いたので、今読むと手直ししたく
なる箇所もありましたが、ほとんど直さず投かんしました。
また落ちる??(涙)かもしれませんが、今のモモタロウさんにも少し似ているので
メールででもそのうち送らせていただきます♪(いや~プロに出すには勇気がいる!!)
小学校低学年向きぐらいのパパと女の子が主人公の童話です。

それでは長々失礼しました!


Posted by: カーメル | January 11, 2007 03:11 PM

ん、軽やかに羽根が舞っておりまする^^
ある方から聞きましたん
お参りする時に、人は神仏にお願いをされることがおうおうにしてあるようだが
それではいかんそうな^^
神仏をお参りするときは、感謝を捧げるものなんだそうな
おかげさまで、こうなりました。ありがとうございますと・・・
モモさんのお心寄せで、吾は救われましたん^^ありがとうね^^

Posted by: 弥々 | January 11, 2007 03:16 PM

カーメルさん

せっかく、長いコメントをいただいたのに
(ありがとうございます!)
すぐにお返事できず、失礼いたしました。
こんなに遅くなってしまいました。

ぼくの場合、アレルギー、小さい頃から、
そうでした。
ただ、大人に持ち越してしまったために、
ダニやほこりなどのアレルゲン以外のことからも
症状が誘発されてしまうようになっています。

まあ、40年も付き合っていますからね。
治るのもそう一筋縄ではいかないです。
あきらめずに、コツコツ根本から
改善したいと思っています。
(根本から変えるということは、根本から
人間を変えるということでしょうか・・・)

子どももそうなので、万が一、自分が治らなくても、
子どもは治したい、孫には持ち越させたくない・・・
そんな思いでいます。

作品をコンクールに応募したとのこと。
うらやましい限りです。
私は、幸運にも始めから仕事として、
番組の台本等を書くことが
できてきたのですが、
ずっと請け負い仕事のみできて、
自分の性格もわざわいしてか、
人から与えられたものは、なんとか仕上げてしまうのですが、
自らテーマを設定して作品を仕上げることが、
なかなかできないのです。
他から与えられるということと、
自らが自主的に行うということと、
自分にとってこれほどまでに違うとは思いませんでした。

実は、その壁にずっと突き当たっていて、
そこからなかなか突破できずにおります。
悩んでばかりではしょうがないので、
できることからやっております。

だから、自分の作品をつぎつぎに仕上げてしまう
方は、うらやましいです。

基本的に、小説や童話などの文章と、
シナリオや台本というのは、違います。
売れてるシナリオライターの人でも、
シナリオは書けても、文章は苦手という人が
けっこういるようです。
読書家でない人はむしろ多いのではないでしょうか。
放送作家の人でも、アイデアは出せても、
文章も台本もちゃんと書けないという人もいます。
中には、直木賞をとるなど、
放送から出版メディアの分野に転進して活躍する人もいますが、
その人は才能があるかその方面での
努力もかなりしてきた人だと思います。
自分は今、勉強中です。

ですので、ほとんどお役には立てないと思いますが、
もしよろしければ、メールででもお送りください。

中村天風、今、そのお弟子さんの医師が書かれた本を
読んでいますが、おっしゃられる通り、
やはり偉大な方だったようです。
ただ、その教えについては、誰にでも心して行えば
実践できる、効果があるということに留意して、
その実践哲学を創られています。

たとえば、「病になったとき病を気にしないことが、
病を早く治す秘訣だ」と、先哲がいっている。
しかし、そのどの人も、「どうしたら、その『病を気にしない』
ということができるか」を教えていない。
ということが、いくつかの著作に書かれています。
中村天風は、誰でもできる「病を気にしない」方法を順々に
教えてくれているとのことです。

自分も実践してみて、そういわれても一筋縄ではいかないのですが、
「病を気にかけやすい」自分ですが、以前よりは、その方法を知って
少しだけ解放されたような気がします。まだまだですが・・・

ということで、コメント、ありがとうございました。

Posted by: モモタロウ | April 01, 2007 10:45 PM

弥々さん

神仏をお参りするときは、感謝を捧げるものなんだそうな
おかげさまで、こうなりました。ありがとうございますと・・・

そうですね。神社仏閣にいくと、ついつい、あれを願いこれを祈り
となってしまいますが、まずは、感謝ですね。
ありがとうございます!(笑)

Posted by: モモタロウ | April 01, 2007 11:12 PM

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