さくら
川沿いのサイクリング道路は今、桜のトンネル・・・
いつものように早足で歩いたら、発作気味で苦しかった。
帰り道は、ゆっくりと歩くと、
ほとんど息苦しさを感じずに歩くことができた。
苦しければペースを落とせばいい・・・、
そう桜に教えられたような気がした。
気持ちに余裕ができると、花の美しさがよく見えてくる。
はらはらと花びらが散っていて、ふと、粉雪舞う白銀の世界に
いるような錯覚におちいった。
ほんの一瞬のあいだだけれど、
人々を喜ばせ、楽しませ、いい気をふりまいて
さーっと散りゆく桜・・・
願わくば、自分もそうありたい。
いや、この世ではそれだけでいいのだ・・・。
桜のトンネルを抜けたあとは、少し元気になっていた。
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Comments
「苦しければペースを落とせばいい」
そうなんですよ、生き方も。
わかっちゃいるけど、なかなかそれができないんです。
昨日、黄砂で黄土色の空気の中、
ハァハァ息をきらしながら鍼灸院に行って
「もっとゆっくり歩きなさい」と言われたばかり。
人に言われるまで、猛スピードで歩いてることにも
気づかないアホな私です。
桜は咲いている時より散り際の美しさが好きです。
Posted by: mayu | April 03, 2007 11:37 AM
mayuさん
わかっちゃいるけど、なかなかそれができない・・・
まさにそうなんですね。ぼくの場合、ペースを下げるのと同じように、いったんペースが落ちてしまう(たとえば、落ち込む)と、上げるのがまた大変。「ゆるっと」と「しゃきっと」の切り替えって大切だけど大変なんですね(笑)!
ところで、中国から飛んでくる黄砂。それが、NHKの番組で、アレルギー患者のアレルゲン―喘息でいえば家ダニと同じようなものになっているということを知りました。天気予報で翌日、来るということで恐れていたのですが、関東にはこず、大阪など関西方面だけだったと知り、大阪に住んでいなくてよかったとほっとししました。mayuさんのコメントを読んで、自分のことばかりで申し訳ないような気にちょっとなりました。
黄色は漢民族が古来、尊重してきた色。同じ舞(ま)うなら日本はやはり桜色が似合いますよね。
Posted by: モモタロウ | April 04, 2007 10:11 PM