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April 06, 2007

自信~まずは自身の感覚を信じる

自信をもつ。やはり大切なことだろうが、

まずは、自分が五感で、

見て、聞いて、触れて、嗅いで、味わって、

第六感で感じていることを信じる

ということが大切ではないか。

                                                                        

特に、ぼく自身はそうあるべきだろう。

幼い頃から、変な人間だったのかもしれないが

目の前にあるものがほんとうにあるのか、

確信をもてないというところがあった。

                                      

自分がたしかに、やっていないけど、

自分の感覚の記憶にはないところで、

ほんとうはやっていたのではないかという

疑念など、つねにもってきた。

                                         

ブログを書くときでも「思う」という

言葉が意識しないと多くなってしまうのは

そうした自己の感覚への信頼の

欠如から来ているのかもしれない。

                                          

自分の感覚(五感や第六感)への信頼がなければ、

この世では生きていけない。

すべて見るもの、聞くもの、触れるもの・・・

がほんとうにあるのか、ないのか、信じられぬなら

現実世界で生きていくための前提が成り立たないからだ。

                                     

まあ、普通なら感覚を無理に信じようとしなくても

疑わないのが正常な姿であろう。

信じるもなにも事実であるのだから。

ただ、自分の場合、そこに達しておらず、感覚への信頼が

不安定なところがあるから、

不自然であろうとも、あえて意識する必要があると

感じているのだ。

                                   

これは、周囲を見回せば、ぼくばかりの問題とは

どうやら限らないようだ。

特に、都会人は、映像やパソコン、バーチャルな

世界で頭でっかちとなり自己の感覚を失いやすい。

                                    

ガンなどの大病で死ぬ人が多いというのも、

自己の感覚を置き去りにして、

繰り返される身体からの赤信号を無視してきたがゆえに

ついに、手遅れということになってしまう

ということもあるだろう。

                                      

現代人が落ち込みやすいそういう欠点を

養老猛司さんは、時折、田舎に行って

身体を動かすことで補いなさい

といったことを述べられている。

                                       

でも、そうそう田舎に行けないという人は、

まず、都会にいて、自分の五感や第六感を信じる

努力をしてみることだ。

                                   

例えば、医者が、見えるはずがない、聞こえるはずがない、

痛いはずがない、臭いがするはずがない、

そんな味がするはずがない・・・

といっても、自分が、見え、聞こえ、痛い、

臭いがしている、味がしている

ならば、それを迷わず信ずるべきだ。

                                  

たとえ、世間の自分以外すべての人がそうでなくても、

信じるくらいの気持ちでいた方がいい。

                                                                     

でなければ、“この世”で生きる前提が整わない。

与えられている現世で自信をもって生き抜けないだろう。

                                              

                                                             

                                                             

                                                               

                                                                  

                                                                  

                                                                    

                                                              

                                                            

                                                             

                                                         

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Comments

自信・・・は己の思い一つで、誰でも持とうとすれば持てる・・・かのう・・・
えっと・・・いわゆる自己満足と違い、世間に通じる自信を持つ!ってのが
これが、難しいわけで・・・
まぁ、とにかく、ジブンを信じてやらねばのう・・・
ジブンを信じられなくなったら、死んだも同然だもんなぁ・・・
自信の間には、自身の感覚が入るのでんなぁ^^
それを信じることが、自信!なるほど・・・

Posted by: 弥々 | April 06, 2007 12:38 PM

弥々さん

いい問題提議をしてもらったようで
大変ありがたいです。

しばらく考えました。

自信・・・、難しいです。

ぼくにとっても一大問題。

だから、自分に言い聞かせるような気持ちで
また記事として書きました。
弥々さんに、当てはまるかどうかは分かりませんが、
こうした考えによって、
だいぶ自分を落ち着かせることが
できました。
今回まとめたことで、より明確に再確認ができ
感謝しております。ありがとうございました

(後は、新しく書いた記事「再び『自信』について」
を時間が有るときにでも・・・)

Posted by: モモタロウ | April 07, 2007 09:07 PM

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