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November 22, 2007

「治る」のではなく「少しでもよくなる」

今月行われた日本ホリスティック医学協会の

20周年シンポジウムで、

会長の帯津敬一医師はこう語られている。

西洋医学は「治す」のが目的。

代替医療は「癒す」のが目的。

だから、代替療法を受けていて、

「治らない」からといって文句をいうのは

お門違いである。少しずつでも、

「癒されていく」のが代替療法の本質であるのだから。

―そんな意味のようだ。

これは運動や食生活も含めて、自分の力で病をなんとかしよう

健康になろうとしている人にとっても、大切な感覚であろう。

1000歩譲って、西洋医学が「治る」としょう。

少なくとも、風邪を根本から「治す」ことはできなくとも

風邪の症状である「咳」を止めることできる。

一方で、代替療法(自分で行う民間療法も含めて)では、

西洋医学ほどすぐにぴたりと咳を止める

のは難しいことが多いであろう。

しかし、「改善する」ことができる。

「少しでもよくならせる」ことができる。

これがとても大事なのだ。

西洋医学は「咳がすぐに止まる」かわりに、その他の何かを失っている

可能性が多いのだ。その1つが、副作用というものである。

もしかしたら、体力がわずかでも弱ってしまったかもしれない。

ところが、多くの代替療法と呼ばれる療法や民間療法では、

「咳がすぐに止まらない」かもしれないが、

「少しずつ止まって」いく。

だから、失うものはない、

少なくとも西洋医学よりは失うものは少ない。

われわれは、民間療法でも自分でやっていて、

すぐに完全なる結果に到達しなければ

だめだと思ってしまう。

咳で言えば、完全に止まるか、完全に止まらないか…。

この病の見方が、悲劇を生んでいる。

完全に止まらなくても、少しでも止まればいいじゃないか。

すぐに止まらなくても、少しずつ止まればいいじゃないか。

その積み重ねの向こうに、完全なる治癒があるのだ。

それが、“大自然”のありかたというものである。

だから、自分で努力するなり、

代替療法を受けるなり、

つまり自然治癒力の賦活をベースにした

“自然療法”を

行う場合は、

少しでも、よくなったら、

「よくなりました。ありがとうございます。

感謝します」

と、つぶやくことがとてもとても大切なのだ。

                                     

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Comments

わーい、わーい、お久しぶりです〜(*^^*
なんとなくふら〜っと遊びにきたら、たくさん書込みがあって、嬉しいです♪
やっぱりこの感じはモモタロウさんだ〜。

「治る」じゃなくっても、少しずつでもよくなっていったら、いいですよね。
1歩ずつでも進めたら、10歩だって100歩だって歩ける、歩ける!!
無理をしないで、ほんのすこ〜しずつでもいいから、
この坂を下りていきたいです(上るのかな??)

Posted by: こぞう | November 23, 2007 at 01:17 AM

こぞうさん

お久しぶりです。

というわけで、ホームグランドとなるようなホームページを作ってから
のつもりが、できずに、なんとなくはじめちゃっています。
(恥ずかしながら・・・)

「1歩ずつでも進めたら、10歩だって100歩だって歩ける、歩ける!!」

ブログでも1歩ずつやってたら、
そんなホームページにいつかはたどりつけるかな?!

Posted by: モモタロウ | November 23, 2007 at 10:45 PM

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