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November 19, 2007

世界の貧困の原因=日本人の不健康の原因

                                     

日本人の健康を語る上で、なぜ、海外の貧困も見つめなければならないのでしょうか。日本人が健康を崩している原因も、世界にはびこる貧困も、元をたどれば同じことから来ていると考えるからです。

日本を含むアジアや東南アジア、アフリカ、南米、アメリカ先住民、各地の原住民を、西洋文明(この表現に語弊があるかもしれませんが、ここではこうしておきます)が、自分たちの欲望を追求するために、宗教による洗脳、そして脅しによって言うことを聞かせようとしました。言うことを聞かないと、戦争をしかけ人々を虐殺し、その土地の文化を崩壊し、破壊してしまいました。その彼らにとってはきれいになった土壌で、無理矢理に自分たちの文化を押し付け、商売を始め、金儲けを始めます。(今、イラクで同じことが行われています)

自分の国の文化を失った国では、健康が損なわれ、永続的な富を得ることはできなくなります。

                                     

なぜ、健康が損なわれるのか。それは土地々々の気候・風土の中で培われた文化(とくに、中心は食文化)があればこそ、その地域の人間の健康は保たれるからです。日本人はとくにハンバーガーやステーキを日常的に食べ、コンクリートに囲まれた家の中で暮らしているのでは、ほんらい健全な心と身体を保つのは困難なのです。

それでは、文化が崩壊させられてしまうと、なぜ、富も崩壊するのか。この場合の“富”の定義は、金がたくさんあることでなく、家族や周囲の人々が幸せに暮らすことと定義します。お金(世界経済におけるマネー)がなくても、たとえば、アマゾンの原住民はジャングルの中で十分に幸せです。いや、幸せでした。その状態にあることこそが、彼らにとっての“富”ではないでしょうか。金や物質が豊かであることだけが“富”ならば、“富”という言葉は人間の幸せとは無関係になってしまいます。

日本の江戸時代の庶民の多くも、そんなに金はなくても幸せに暮らしていました。

それに比べて現代の日本人はどうでしょう。第2次世界大戦、そして、戦後の経済戦争の只中に置かれ、今は家族が崩壊し、心や身体の病も激増し、ほんとうに幸せだといえる人はどれくらいいるでしょう。

金という富に限ってみても、国は借金まみれ、日本人の個人資産も危うい状況にあるのではないでしょうか。

だから、世界の貧困を根本から見つめていくこと。日本人が真の健康を取り戻すためにも、まずは、そこから始めていくことが必要であると考えるのです。

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Comments

Thanks for finally talking about >世界の貧困の原因=日本人の不健康の原因: キビダンゴをあげる!

Posted by: homeovision.org | July 25, 2014 08:59 PM

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