自国で“使用禁止”を日本になぜ売りつける?!
ウイルス性肝炎の問題が、連日新聞やテレビで報道されている。これについて、ぼくは全体像をまだ把握できていない。
同じように薬害事件で、思い出すのは、血友病患者への非加熱製剤で、HIVに感染した件である。川田龍平氏が運動のシンボルのような存在となった。
これについて、あまり表ざたにされていないと思われること(少なくともぼくは把握していなかった・・・)で、重大なことがある本に出ていた。
それは、
● アメリカは自分の国で使用禁止としていた非加熱製剤を日本に輸出し売りつけた。
ということである。
そして、
● そのアメリカの製薬会社の責任を問う声が日本では持ち上がってこなかった。
ということである。
ユースタス・マリンズ『医療殺戮』を参照
この悪行を知っていて、腹立ちもせず、情けないとも思わない日本人は人間ではないのではないか・・・。
今回のウイルス性肝炎についても、被害者に対して親身になって対応するとともに、その背景について、国民はよく調べ、知っておくべきだろう。
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