“いま”は“なま”
ほとんどこのブログがメモのようになっている。
そのせいか、1時間ほど前に気付いたことをノートにメモし、
それをブログに起こそうとしたがどうもできない。
できることもあるだろうが、さっきはできなかった。
なぜか。それは“いま”から遠のいてしまったからに
違いない。ノートにメモしたものを少したって
パソコンに書き写すという手順をふむことによって
“いま”からはなれ“なま”ではなくなってしまったのだ。
だから、口に入れる魅力がかなりかけてしまった。
もっとも、ブログにする場合でも、
いつもこうしてワードに書き起こしてから、
ブログにしているのだが、
ワードからブログへと貼り付ける瞬間のことだけだから、
腐りにくいのだろう。
ところが、ノートに書いた走り書きを修正して、
パソコンにうつという作業をしているうちに
どんどん時間がたっていく。
ましてノートにおいたままだと、腐ってしまうか、腐らないにしても
古びたものになってしまう。
そこから取り出して、書き上げるという事は、
それが少しでも“いまの自分”に魅力が感じられるものとして
意欲をそそられながら文字にすることをするならば
新しく“なま”のものをはじめから作るということと
限りなく似た作業であるのかもしれない。
過ぎ去った時の中にいる自分と、いまの自分とはちがう。
「“いま”は“なま”」という視点でみればよくわかる。
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