宿命を受け入れる
ありのままの自分を受け入れて生きる
ということは、
避けようのない運命
つまり宿命を受け入れて生きる
というところまで、
いかなければ真に腰が据わらない
のかもしれない。
でも、自分にそれができるかどうか・・・。
身近な大切な人がいなくなるのに
ふたたび堪える自信はないし、
それを考えるだけで、
おそろしくなってくる。
誰にでも
もう一度もどって
やりなおしたい
過去があるのだろうが、
戻るわけには
いかない。
殺したいような
相手との出会いで
あっても、
だからといって
相手を抹殺することはできないし、
たとえできたとしても、
そうしたがゆえに、
心の中に
相手がしみついて
ますます消し去ることが
できなくなるであろう。
多くの人間が神仏に頼らざるを
えないのは、
こうした受け入れざるをえない
宿命を受け入れることができるように
なるためではないか。
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