人類が滅亡すれば地球は守られる!
もっとも効果のある
エコロジーとは、
この地球から人間がすべて
いなくなってしまうことであろう。
ほんとうに地球のことだけを
考えるならば、きっと
みずから人類が滅亡してしまう
ことに限るのである。
人間は現在の考えを
あらためないでいれば
たとえ
ほんの少人数になったとしても
火で森を焼き、畑を
作ったり、環境破壊を
続けるだろう。
そしてどんどん発達して、
地球規模の大きな環境破壊が
ふたたび繰り返されるように
なるだろう。
だから地球環境を守ろう、
回復させようとするのは、
ただ地球のためではなくて、
人間が生き残りたいと
考えるから、
地球をなんとかしなければ
ならないのである。
地球のために地球を
守るのではなく
人類のために地球を
守るのである。
その点をはっきりさせた上で、
人類に課せられた
地球環境の破壊という
“宿命”を乗り越える
方法を一人一人が
考えなければならないということに
ぼくは、今更ながら
気づいた。
そして、もう一つ
ぼくは人類はみずから
滅亡することはあっては
ならないし(個人でいえば自殺)、
そういうことはないと
おもうけれども、
そこまでして生き残らなければ
ならない人間の存在、
人類って、なんなの?
ということも
世界すべての人々に
共通した理念にまでいたるのは
むずかしくとも、
できうるかぎり一人一人が考えねば
ならないことだろう。
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