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November 24, 2008

高血圧もCO2もそれだけに注目するのはナンセンス?

ココログニュースで

「地球温暖化説に異論あり 丸山茂徳氏の主張」

を読んだ。

本屋さんでも丸山氏の本『「地球温暖化」論に騙されるな!』(講談社)

の目次だけのぞいた。



以前、アルゴアの映画『不都合な真実』を観て、

CO2だけかよ!そうじゃないだろう。

もっと地球はいろいろヤバイだろう」

と不満をもらしたが、

あちこちで、CO2、CO2、CO2、CO2、・・・

とうるさいので、洗脳されてしまって、

いつしかその問題意識から遠ざかっていた。



そこで、あらためて思い出したのだが、

CO2と騒ぎだした大元、または

今一番騒いでいるのは、

やはり欧米を中心とした先進国でしょう?

見方がじつに“西洋医学的”なんだよね。

要素還元主義といいますか、

CO2という細部しか見ないで、

全体を忘れてしまっている。



地球を1人の患者とみれば、

CO2だけなんとかすればいい状況では

ないことは明らかでしょう。

地球という重病患者の病は

CO2だけ減らせば治るのでしょうか。

そうではないはずです。



だから、CO2を減らすために

原子力発電を増やすなんていうのは、

地球全体の病を治すという視点から

みれば、ナンセンスもいいところではないでしょうか。

原子力発電から海に流される排水というのは、

かなり熱いというではありませんか。

また、廃棄物はどうなるのでしょうね。



もちろん、CO2を入口に、もっと幅広く

地球環境を考えるというならばわかるのだけれど、

今の状況は、新聞もテレビもマスコミの多くは、

とにかくCO2を減らせばいいのだ、

地球環境保護=CO2削減というような論調に

なっている。



でも、ひるがえって、

ぼくが、今、自分の“高血圧”を気にしている

のも、同じようなことなのだよな。

問題は血圧が高いことではなく、

からだの不調なのだ。

弁明をさせていただくと、

ぼく自身は、高血圧の数値だけを

気にしてのことではなく、

血圧が高くなったのと平行して、

頭痛があったり、眼が充血していたり、

手の痺れを感じたりすることがあったので、

これはまずいのではないか、

体が黄色信号を発しているととらえたのだ。

(もちろん、多発性のう胞腎には、

 なにより血圧のコントロールが大事ということも

 ありますが・・・)



そもそも、もっとも反省したのは

運動不足。だから、血圧を下げようと、

走ったりするようになり、

運動を行ういいきっかけとなった。

そうでもなければ、歩くことはしても

走ることはしなかったでしょう。

人間の身体はある程度以上、

動かさなければならない

ようにできているのに。



おかげで、頭痛もだいぶなくなり、

最近は白目が白目であることがほとんどと

なりました(笑)。



ただ、血圧の方は、とくに拡張期血圧(下)が

ここのところ、走っているわりに下がらない。



もうしばらく様子をみよう。

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