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December 17, 2008

「不安」にならずに「危機感」をもつ~未曾有の世界恐慌を向かえて

                                                                              

  一昨日(15日)テレビをつけたら

テレビ東京の『カンブリア宮殿

ユニクロの創業者、

柳井正氏(ファーストリテイリング 会長兼社長)

が出演していた。

せいかくな表現は忘れたが、

番組の司会者である村上龍氏(小説家)と

以下のような会話をしていたのが印象に残った。

これまで「危機感」をもつことの大切さを強調してきたが、

最近、「余裕」のある「危機感」でなければならないと思う

と村上龍氏。

それに応えて柳井正氏も、「不安」になってはいけない。

好調のときに、「危機感」をもつべき。

  「不安」にならずに「危機感」をもつ

これは、経営のみならず、生きていく上で

必要な真理であろう。

 

あらゆる真理は右にも左にも

偏らないところにあるのではないか。

「危機感」をもっているだけではいけない。

常に「安心」しているだけでもいけない・・・。

                                                                              

「余裕」ということでは、勝海舟が

「余裕のある人間たれ」と『氷川清話』の中で

述べている。

「君らには見えないか。大きな体をして、小さいことに心配し、あげくの果てに煩悶しているものが、世の中にはずいぶん多いではないか。だめだよ。彼らには、とても天下の大事はできない。つまり、物事をあまり大きく見るからいけないのだ。物事を自分の思慮のうちに、たたみこむことができないから、あのとおり心配した果てが煩悶となって、寿命も縮めてしまうのだ。全体自分が物事をのみこまなければならないのに、かえって物事の方からのまれてしまうからしかたがない。これもやはり余裕がないからのことだ

(勝海舟『氷川清話』より。傍線・太字は小生がつけました)

 ここで思い出したのが経営者、稲盛和夫氏の

「土俵の真ん中で相撲をとれ」という言葉である。

 土俵際に追い詰められ相撲に勝っても、

技は「うっちゃり」しかないであろう。

しかし、土俵の真中であれば、

ありとあらゆる技が使えるのだ。

 「土俵の真ん中で相撲をとれ」との言葉を思い出して、

稲盛和夫著『成功への情熱』のページを開いてみる。

すると、

「余裕が充分にある段階においても、

危機感を持ち必要な行動を起こすことが大切です。

これが安定した事業の秘訣なのです」

とまさに、冒頭で紹介した

村上龍氏と柳井正氏のトークをまとめたような

言葉があった。

 これは「安定した事業」のみならず

「安定した人生」にも

あてはまるであろう。

                                         

 いよいよ「世界恐慌」に突入した。

2009年はいっそう大変な年になろう。

個々人はまだ少しは「余裕」のある

いまのうちに、危機感をもって

「行動」を起こすべきだ。

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