どんどん落ちるぼく
テレビを見ていて、多くの人が飢餓や戦火で死んでも
なんでもなくなった。
路上にホームレスが一人や二人いても気にならなくなった。
駅で誰かが倒れていても、気にしなくなった。
震災でいまだ苦しんでいる被災者がいるという報道をみても
なんともなくなった。
ホームレスが嬲り殺されたというニュースをみても
当たり前になった。
派遣切りで、たくさん若い人たちがホームレスになっているのを
街で見かけても平気になった。
・・・・・
いずれは、
散歩の途中、街に屍(しかばね)が累々としていても
平然としていられるようになるのだろうか・・・。
ぼくは、どんどん落ちていく。
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