正しいこと正しくないことを決めるがゆえに人は人を見下し蔑む
世の中に正しいこと正しくないことなどどこにもないという立場に立ったとしよう。
すると、苦しんで救いを求めてきている人に対して、自分はこの人よりましだと優越感に浸ることもなく、あなたは「まだまだ」だからこのような辛酸をなめているのだと蔑むこともなくなるだろう。
ただ、問題はほんとうに正しいこと正しくないことはないのかということだ。弱いものいじめだとか、罪もない人を殺すとか、市民を巻き添えに戦争をする・・・など、どう見ても正しくないとしか思えない。
しかし、正しいこと正しくないことを人間がつくったがゆえに差別意識が生まれ、軽蔑やいじめ、争いにつながっているというのも確かであるように思える。
そう考えていくと、どうすればいいのかさっぱりわからなくなる。
The comments to this entry are closed.
Comments