“ろくでもないものだ”と思っていないと“ろくでもないもの”をつくってしまう
「自分なんて、ろくでもないもんだ」と思っていた方がいいと、小林正観の本で読んだけど、実際そういうスタンスで暮らした方が何かと事がうまく運んでいる。 ただ“ものづくり”についてはどうなんだ、自分がなくてはろくなものはつくれないのではないかとよぎる。ふと小林秀雄の講演テープで聞いたことを思い出した。個性、個性、・・・と小説でもなんでもはじめから自分を出そうとおもってつくったものにろくなものはない。人を楽しませる等のために対象に没入してつくりあげたものの中から、自ずとにじみでてくるものが本当の個性なのだ。といったような内容だった。 やはり、そういうことなのかもしれないなぁ。
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