食べ過ぎで腹痛? ~敬(けい)は大切だ!
先々週の金曜日(10日)の夜は、腹痛で一晩眠れなかった。こんなに長く痛むのは初めてかもしれない。痛みはほとんどとれたが、いまだに胃腸の調子がよろしくない。
激痛があったときは、これからはもう食べすぎはやめようと反省した。やはり佐藤一斎の「言志耊録」にも「つつしむ」ことの大切さが出ている。
道理は往(ゆ)くとして然ざるは無し。敬の一字は、固(も)と終身の工夫なり。養生の訣(けつ)も、亦(また)一箇(いっこ)の敬(けい)に帰(き)す。
〔訳文〕物事の筋道は、どちらに往っても変わるものではない。(つまり古今東西に渉って同一理である。)敬(つつし)むの一字はもと身を修める工夫(主に精神的)であるが、暴飲暴食をつつしむことでもあって、生を養う要訣もまた、敬の一字に帰着する。
〔語義〕○養生―生を養う。生命を全うすること。
川上正光全訳注『言志四録(四) 言志耊録』より
「敬(けい)‐敬(つつし)む」ことは、人格を磨く上でも、健康のためにも大事。でもなかなかできないんだよなぁ。がんばらなくちゃ。
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