100年に一度の危機は危機ではない!?
100年に一度の経済危機、世界大恐慌、・・・とあおられっ放しで、お先真っ暗としかいえないような昨今の状況であるが、以下のような見方もあるものだと少しほっとさせられるとともに、じぶんの勉強不足を恥じた。
★「100年に一度の危機」ですか?
この50年で日本のGDPは50倍に伸び、「生活に必要なものは十分に足りている」と言われた1980年以降、本当に必要だったのは、
<1> 格差の是正、 <2> 福祉、環境、食糧の自給自足
でしたが、実際には進む方向を真逆に間違えました。
巨額の公共投資、消費の拡大、貿易依存の結果、格差の拡大、過疎と過密、資源とエネルギーの枯渇、環境破壊、食糧自給率の低下を招きました。
GDPが1980年の2倍になった現在、GDPが10%下がろうが、20%下がろうが本当は何も困りません。給料が半分になっても、物価も半分になるのなら、むしろGDPが半分になった方が問題点が解消するでしょう。
(2009年5月『地球村通信』より 傍線は筆者)
傍線部分の根拠はどういうところからきているのか知りたいが、おそらく正しい見解であろう。世界的な大不況で困るのは、ビジネスや経済社会であって、地球や自然環境、生命という視点からはむしろ歓迎すべきことなのかもしれない。
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