村上は龍も和雄も…~時には自分を追い詰めよう~
村上龍著『無趣味のすすめ』が大反響で、9万部を突破しているらしい。
「真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している」―広告で、本文よりの一部抜粋を読んだにすぎないが、この部分に共感をした。
コスト面でいえば、バイオテクノロジーの第一人者、村上和雄教授は、「身銭を切らないと本当のプロにはなれない」と書いている(『生命の暗号』より)。
隠された能力を発揮し、より生きがいを感じるためにも自分を追い詰めることが大事であり、それにはお金や生活がかかってくるとやりやすいかもしれない。だから、自分を追い詰めるには趣味では不十分で、やはり仕事が一番なのだろう。
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