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June 02, 2009

自分に向いているか、向いていないか・・・は無駄

自分に何が向いているか、向いていないかなんて

自分にはわからないと思っていた方が間違わないであろう。

それが、向いているか向いていないかは

他人が決めることである。

仕事というものは、頼まれて初めて発生する。

頼まれるということはそれが向いているからであって、

頼まれないということは向いていないからなのである。

初めの1回や2回は「向くか向かぬか」に関係なく、

頼まれることもあるかもしれないが、「向いていなければ」

永続的に「頼まれる」ことは決してない。

だから、やりもしないうちから「俺にはこれは向いていない」などと

いうべきではない。

それが判断できるほどの識見と経験をもったあなただろうか。

他人からそれが「向いている」といわれたら、とりあえず

やるべきだ。

やってやっぱり「向いていない」といわれるか、「頼まれなくなった」

ならやめればいい。

あくまでも「向いているか、向いていないか」を決めるのは、

他人であり、神様である。自分ではない。

自分はその状況を判断するだけである。

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