人をさばける人はいるのだろうか・・・
なんぢら人を審(さば)くな、審かれざらん爲なり。
己(おの)がさばく審判(さばき)にて己もさばかれ、己がはかる量(はかり)にて己も量らるべし。何ゆゑ兄弟の目にある塵(ちり)を見て、おのが目にある梁木(うつはり)を認めぬか。
視よ、おのが目に梁木のあるに、いかで兄弟にむかひて、汝の目より塵をとり除かせよと言ひ得んや。
偽善者よ、まづ己が目より梁木をとり除け、さらば明らかに見えて、兄弟の目より塵を取りのぞき得ん。
『マタイ伝 第7章』より
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