頭山満 独りでいても・・・(5)
またここで冒頭から紹介している頭山満の言葉、
その最後のしめをあげます。
独りで居ても淋しくない人間になれ。
子供の時からこの考えでいたが、今でもそうぢゃ。
世間には、自分が浪人者だから、
不遇ぢゃの、気の毒ぢゃのといふ者が
あるやうぢゃが、自分は何とも思はん。
不満も不平もない。
日本といふ結構な国に生れたことが何より
有難い。
ただ開闢以来、祖先から受けた大恩を如何にして
報ゆるか、それを只管考へるだけだ。
その為には励積あるのみぢゃ。
いのちのちから
The comments to this entry are closed.
Comments