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October 16, 2009

頭山満 独りでいても・・・(6)

先に紹介した詩人タゴールは、頭山満をこう評している。

ボース氏(インドの革命家)に語って曰く

前回日本に来た時と違って、

今度は真の日本人に接したことを喜ぶ。

頭山満氏に対する余の印象は、

印度古代のリシー(聖人の意、漢字で律師と書くことあり)

を目の前に見るやうな感じである。

詩聖ともでいわれ、ノーベル文学賞を得た

思想家であるタゴールは、

「古代インドの聖人のよう」と

頭山満を評したことを、

われわれ後世の日本人は深く心にとめるべきだ。

そして、

頭山の

「独りでいても淋しくない人間になれ」

タゴールが自分の詩にも取り入れたと思われる

『スッタニパータ』の

                                        

「犀の角のようにただ独り歩め」

                                       

と不思議な一致をしているのは面白いと思う。

                                                                       

いのちのちから

http://inochiryoku.free.makeshop.jp/

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