人格を高める健康法を選ぶ
自分なりの健康法を選ぶとき
同時に、人格を高めうるものを
選択すべきである。
なぜなら、そもそも病というものは
カルマを断つためにあるのだ。
カルマの根源は魂すなわち人間性にある。
だから健康法の何を選ぶかとともに、
どのように行なうか、
どういう想念で行なうかが
肝心になってくる。
たとえば呼吸法を行なうにしても
発端は身体のためであっても、
それによって同時に
人格を高めようと思えば、
どんな呼吸法をやるといいのか、
どのような気持ちでやるといいのか
自ずと決まってくるはずだ。
とすると、健康になるために
始めたとしても、
想いは魂の向上、人格の陶冶だけに
絞っていればよい
結果として、
健康も、病の治癒もついてくる
ということになるのではなかろうか。
ただ一番、
根底に持っていなければならない
想念は、なんでもそうであろうが、
自分の健康法を自分で選んでいるのではなく、
選ばされているということだ。
「自分でしている」のではなく
「させてもらっている」。
-事実であるのだから仕方がない。
そこに気づけば、
自ずと感謝の念がわいてくる。
また、ほんとうには気づいていなくても
たとえ強引にでも
感謝を習慣化することだ。
それこそが、
健康、そして人格向上への
確固とした土台となるであろう。
The comments to this entry are closed.
Comments