自分の限界が見えてからがほんとの勝負
ある程度の年齢に達すると、
自分の限界がみえるという。
多くの場合、否定的に言われている。
でも、自分の限界が見えたということは
自分を知ることができたということでもある。
作家、中野孝次は、
すでに中年になっていたが、
創作について、自分の才能の限界が
見えたので、
古人の言葉を現代人に紹介することを
自分の仕事としてやっていこうと
決心したという。
そこから、ベストセラー『清貧の思想』等
多くの人の心に古典をあらためて
響かせる数々の作品が生れた。
自分の限界が見えたから、
もうお終いなんてとんでもない。
自分の限界が見えてからが
ほんとうの勝負だ。
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