疲れたら休めばいい~夢という山を登る
「目標や夢というのは、人生で最高の宝です。そう思えるようになったのは、還暦をすぎてからですけれど」
スキーヤー・冒険家の三浦雄一郎氏の言葉。今朝の朝日新聞、サプリメントの広告からである。
三浦氏は、スキーヤー・冒険家として功なり名遂げ、60歳のころは不摂生から肥満を招き、入院直前の状態だったそうだ。それが当時99歳のスキーヤー、父・敬三氏の影響で「今まで叶わなかった夢、エベレストに登りたい。だめでもいいから挑戦してみようと」一念発起。
「健康体を取り戻すのに5年。体力をつくるのに5年。合計10年かけて、70歳で登頂に成功し、再び、75歳での登頂を実現させた」
そして、また現在76歳の彼は、“80歳で三度目の登頂”を目指している。
何よりこの広告文で励まされたのは、三浦雄一郎にしてこれかという以下の部分。そのまま紹介したい。
三日坊主でもいい。歩みは遅くてもいい。
だが、一般人の感覚から言えば、あまりに大きな目標を立てると、挑戦する前にくじけそうだが。
「いや、もうくじける理由だらけですよ(笑)。こんなはずじゃなかったとか。でも、できない理由を並べていたら、それに縛られて動けなくなる。今できることを一生懸命やるしかないんです」
続ける秘訣は、三日坊主でもいいから楽しむこと。三浦氏の場合、日常生活がそのままトレーニングになるよう工夫した。足首にウエイトをつけ、重い荷物を入れたリュックを背負う。そして、とにかく歩く。
「疲れたら休めばいいんです。よしやるぞ、と気持ちが高まるまでは。一時的に体力が落ちても、徐々に目標に近づけばいいので。ゆっくり気長に、ですね」 (※本文の太線は私が付けました)
もちろん登山はしないが、これを読んで自分にとってのエベレストを登頂目指して、日々生きていかないかんなとたいへん励まされた。
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