May 12, 2009

小沢党首辞任は非常に残念

本日(11日)、辞任の記者会見を行ったが、小沢氏が党首でなくなって万が一にでも、民主党が政権を取れたとしても、日本を変えることはできないという見方に同意する。

 今朝の朝日新聞「声」に、「官僚支配を政治主導の官僚組織に抜本的に変えるには、強固な国家観を持つリーダーでなければ達成できまい。それも幾多の修羅場を経験した小沢代表のような豪腕でないと、政権与党や官僚の手練手管に対抗出来まいと思う」とあったが、まったくそうである。

 このまま自公政権が続くにしても、小沢党首なき民主党が政権を奪取したとしても前の記事にも記入した、本来政治が行うべき <1> 格差の是正、 <2> 福祉、環境、食糧の自給自足 からはどんどんかけ離れていくであろう。

 記者会見を行ってしまったが、辞任撤回はもう無理なのであろうか。無理だとして、日本を根本から変える力のない小沢なき民主党には興味ない。しかし、家もない人々が夜空の下で大勢寝ている状況を思えば、なんとかしなければならないと、何も力のない自分だけれど切実な思いにならざるを得ない。

 ともかく口先だけうまいことを言って、弱者をふみつけにしているような政治家や政党、官僚を決して許してはならないし、選出してはならないのだ。

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May 08, 2009

100年に一度の危機は危機ではない!?

100年に一度の経済危機、世界大恐慌、・・・とあおられっ放しで、お先真っ暗としかいえないような昨今の状況であるが、以下のような見方もあるものだと少しほっとさせられるとともに、じぶんの勉強不足を恥じた。

★「100年に一度の危機」ですか?

この50年で日本のGDPは50倍に伸び、「生活に必要なものは十分に足りている」と言われた1980年以降、本当に必要だったのは、

<1> 格差の是正、 <2> 福祉、環境、食糧の自給自足

でしたが、実際には進む方向を真逆に間違えました。

巨額の公共投資、消費の拡大、貿易依存の結果、格差の拡大、過疎と過密、資源とエネルギーの枯渇、環境破壊、食糧自給率の低下を招きました。

GDPが1980年の2倍になった現在、GDPが10%下がろうが、20%下がろうが本当は何も困りません。給料が半分になっても、物価も半分になるのなら、むしろGDPが半分になった方が問題点が解消するでしょう

20095月『地球村通信』より 傍線は筆者)

傍線部分の根拠はどういうところからきているのか知りたいが、おそらく正しい見解であろう。世界的な大不況で困るのは、ビジネスや経済社会であって、地球や自然環境、生命という視点からはむしろ歓迎すべきことなのかもしれない。

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October 15, 2008

船井幸雄さんは、世界の激変を最も総合的にとらえている

今、経済恐慌の不安が全世界をおおっています。

週明けの株価の上昇は一時的なものと

予測されます。

こうした経済面ばかりでなく、天災、

歴史観・世界観の変化などさまざまな

事象を含めた地球規模での激変について、

日本でもっとも総合的、包括的かつ

具体的に把握されている人の1人が、

船井幸雄さんではないでしょうか。

なぜならば、今の変化はただ政治・経済を見る眼ばかりでなく

別の“眼”が必要であるからです

おそらく、この変化は、金融だけにとどまらない、

よって、それぞれの個人は“家計”や“収入”ばかりでなく

生活全般について

それなりの覚悟が必要になってくるのかもしれない。

それとともに、とても大切なのは

個々人が希望の光に目を向けていかなくてはならない。

すくなくとも、私はそう思います。

そうした今必要なお話を、1011日、12日に行われた

2008年船井幸雄オープンワールドでは、船井幸雄さんを

ふくめたさまざまな専門分野の講師からお話を

伺えたのでしょう。

私は足の怪我のために参加できなくてとても残念でした。

ただ、船井さんのホームページ

を拝見すると、

1013日に「いま知らせたいこと」のコーナーの

記事に、

“「船井幸雄オープンワールド2008」の私が、

いま特に知ってほしい7項目“

がのせられている。

それが、オープンワールドに行けなかった自分の

参考にとてもなりました。

ぜひ、ご興味のある方は、たずねてみてください。

                                        

                                        

                                                     

船井幸雄さんが選んだ本物商品で時代を乗り切ろう

ネットショップ・いのちのちから

                                                       

                                                

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August 17, 2008

スーツを着た兵隊

戦後、日本人は、

ビジネス(経済活動)という

戦争をしてきた。

軍服をビジネススーツに

着替えただけだった

平和国家日本というが、

戦後、日本人は、

八紘一宇を経済によって

成し遂げようとした。

大砲や軍艦、戦闘機を使わない

戦争をしてきただけなのだ。

表向きは

富国強兵の、

強兵を取っ払ってきたが、

富国強兵を目指していたときと

同じような手段で、

富国を目指してきた。

そして戦前も戦後も、

国家の究極の目的はまったく同じで、

日本が生き延びることであり、

日本が他国より裕福になることであり、

日本が他国に優越することである。

“国民の幸せ”や

“人類の平和・福祉”が

目的でないことは明らかである。

そして、

戦前・戦時中の“教育”の

最大の目的といえば、

強い兵隊をつくることであっただろう。

戦後の教育の最大の目的は、

強い“ビジネス兵隊”をつくることだ。

だから、

経済国家日本から、

軍事国家日本に戻ることは

いつでもたやすいことだ。

だって、

スーツを軍服に

着替えるだけでいいのだから。

見た目が違うだけで、

中身はもうずっと、

同じことを

しているのだから。

(※わかりやすくするため、

  単純な構図にしました。

  悪しからず。)

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December 06, 2007

ウォルマート、西友を完全子会社化

                                                       

西友へのTOB成立へ(共同通信)

西友といえば、日本人、とくに、西武線沿線の住民に

とっては生活圏の中にあり、

もはや生活の一部となっているスーパーだ。

(うちも西武線沿線の住民)

つまり、ぼくらの衣食住と密接にかかわっている・・・。

お腹のど真ん中に悪名高き外資(?)が

入り込んできたようなものだ。

ウォルマートの傘下となってから

うちの地元の西友もだいぶ雰囲気が変った。

こういうも出版されている(まだ読んでいないけど)

こんどは、“完全子会社化”だ。

もう腹の中にもぐりこまれてしまっているのだから

仕方ない。

ぼくら消費者は、

見た目とか、安いということだけで、だまされないことだ。

(前の前の記事に書いたけれど)何よりも“生命(いのち)”を

大事にして判断することだ。

それにしても、アメリカの企業の株が軒並み下がる中で、

ウォルマートは少し上がっている(0.7%高)らしい。

米国株式市場=続落、信用収縮への懸念が圧迫(ロイター)

これはどういうことだろう。

西友の株式公開買い付け(TOB)の成功とも

関係しているのだろうか。

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March 31, 2005

堀江氏は確かに土足で家に入ろうとしている。

SBIの北尾吉孝氏が、堀江氏のことを
「土足で家に入ってきた」というような表現を使っていた。

それは確かなことだろう。

一軒の家にたとえるなら、
まだ一家四人が住んでいる我が家を
ホリエモンが金で買った。
「今日から僕の家だから、この家のことは主人である
自分が思うように使うぞ」
と家の中のインテリアの配置やら、
朝何時に起きて夜何時に寝るという生活のペース、
しまいには、家族4人の構成にまで
「この母親は自分の方針と合わないからやめてもらおう」
と他の母親を連れてくる・・・

そんなことをしているのと同じようなことをしようとしている
と言っても過言ではないだろう
(まあ、現在、ニッポン放送の亀渕社長と交渉しているということだが、
金で買った家の主人に対して、
上記したようなことを要求しているということだろう)。

“家”と“会社”の違いだけだ。
日本人にとって“会社”は“家”でもあるのである。

確かに“法律上”、堀江氏は間違っていないのだろう。
しかし、“法律の網の目”をくぐられて、
泣いている人は世の中にどれくらいいるだろう。

堀江氏が、権力者へ立ち向かうという“英雄的側面”にばかり
気をとられて、以上のような事をやっているという“事実”を
認識しなければならない。
ぼくは、世間にその認識が足りないと思う。
それは、多くの人々にとって
テレビなどのマスメディアの枠の中でやっている
“他人事”であるからであろう。

その事実を“認識”した上で、たとえば、自分の“家”が金で買われて
勝手に扱われたとしてもいいのだ、という覚悟があって
堀江氏を支持するならそれでもいいのだと思う


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