November 11, 2009

日月の「神のイキ」とは?

岡本天明の『日月神示』

磐戸の巻の第4帖にこうある。

悪と善とたてわけて、

どちらも生かすのざぞ、

生かすとは神のイキに合わすことぞ、

イキに合へば

悪は悪でないのざぞ。

「神のイキ」とは

「神の息」

ととらえられるのではないか。

「神の息」とはなんぞや。

一人一人の人間の中には

神がいる。

しからば、「神の息」とは

その人間が

「自然に持っている息」の

ことではないか。

「自然にもっている息」とは

自分が一番気持ちいい状態の

「呼吸」‐「息」である。

その「今の自分の息」を

日々大切にしていくことによって、

次第に、

(以前の記事に書いたような)

ゆっくり 

長く 

静かに 

深く 

気持ちよく・・・

と純然たる「神のイキ(息)」

に近づいていく。

すると、

善はよりいっそう善となり、

悪は悪のままで

悪ではなくなる

という意味ではないか。

いのちのちから

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October 27, 2009

体調の悪い時は“一点”にしぼるチャンス

ここのところ体調がよくない。

10月末現在)

ゼンソクは不本意ながらクスリで

おさえているのだが、

コントロールがききにくくなっている。

発作が少しでも起きていると

出来ることが制限されるのが

残念である・・・。

しかし、ふと思い返してみれば、

体調が悪い時は、

「余計なことを捨て、

自分にとって何が肝腎であるかを

考える」チャンスである。

体調のいいときは、

3つできたことでも

1つしかできない。

だからこそ

1つしかできないそのことで

何をやるべきか、

無理しないでできることを

考えることができる。

そこから導き出された

「これだけしかできないこと」

そして

「これだけはどうしても

やっておきたいこと」の中に、

自分にとって

一番大切な何かが隠されている

かもしれない。

少し跳ぶが、

正岡子規はそもそも政治を志しており、

日清戦争には、従軍記者として

活躍するぐらいの

才能あふれた

精力のある

人間だったという。

その帰り道に、喀血し

結核に気づき、

その後、

病床でも可能な

俳句の道に向かうことになる。

精力家だった子規は、

もしも病でなかったら、

俳句という一点に

人生を集中させることは

なかったのではないか。

政治や文学、

さまざまな方向に

エネルギーが分散され、

彼の俳句が後世に残したほどの

業績は上げられなかったかもしれない。

尊敬する哲学者・教育者、森信三先生の言葉に

こういうものがある。

人間の生き方に何処かすさまじい趣が

なくてはならぬ。

一点に凝集して、

まるで目つぶしでも喰らわすような

趣がなくてはならぬ。

人を教育するよりも、

まず自分自身が、

この二度とない人生を

如何に生きるかが先決問題で、

教育というのは、

いわばそのおこぼれに過ぎない。

不尽叢書『森信三先生 一日一言』

正岡子規はまさに、

「一点に凝集して目つぶしを喰らわす」

ような生き方をした男だった。

才能ある正岡子規のような

人間ばかりではない。

凡庸な人間だからこそ

捨てるべきものは捨て、

大切なことだけに

持てる力を発揮する

ことは、人生のどこかで

必ず選択すべきときがくるであろう。

体調が悪い、

病である、・・・ときは、

人生にとって

不必要なもの捨て、

大切な一点へと向かっていく

分岐点であると考え、

自分を見つめたいものである。

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October 26, 2009

人格を高める健康法を選ぶ

自分なりの健康法を選ぶとき

同時に、人格を高めうるものを

選択すべきである。

なぜなら、そもそも病というものは

カルマを断つためにあるのだ。

カルマの根源は魂すなわち人間性にある。

だから健康法の何を選ぶかとともに、

どのように行なうか、

どういう想念で行なうかが

肝心になってくる。

たとえば呼吸法を行なうにしても

発端は身体のためであっても、

それによって同時に

人格を高めようと思えば、

どんな呼吸法をやるといいのか、

どのような気持ちでやるといいのか

自ずと決まってくるはずだ。

とすると、健康になるために

始めたとしても、

想いは魂の向上、人格の陶冶だけに

絞っていればよい

結果として、

健康も、病の治癒もついてくる

ということになるのではなかろうか。

ただ一番、

根底に持っていなければならない

想念は、なんでもそうであろうが、

自分の健康法を自分で選んでいるのではなく、

選ばされているということだ。

「自分でしている」のではなく

「させてもらっている」。

-事実であるのだから仕方がない。

そこに気づけば、

自ずと感謝の念がわいてくる。

また、ほんとうには気づいていなくても

たとえ強引にでも

感謝を習慣化することだ。

それこそが、

健康、そして人格向上への

確固とした土台となるであろう。

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October 23, 2009

「沈静」への呼吸からのアプローチ

呂新吾の『呻吟語』は

「深沈厚重」を目指す学問といっても

いいのだろうが、

その中で「沈静」という言葉も

たびたび出てくる。

ところで

先日、ヒマラヤで呼吸法を

習得した方のところに行って学んだ。

呼吸は吐くのが大事。

「ゆっくり 長く 静かに 深く 気持ちよく」。

今日、気づいたのが

この呼吸を四六時中

意識しなくともできるようになれば

すなわち「沈静」なる人格に

かなり近づけるのではないだろうか。

忘れないうちにノートしておく。

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September 02, 2009

病のお蔭で酒もタバコも・・・

酒は少々、タバコもやらない

つまらない男であるが、

それらをやらずに、ここまで

来れたのも病のお蔭だと

感謝している。

喘息がなければ、必ずタバコを

やっていたろうし、

始めたらおそらく辞められなかったであろう。

酒も、多発性のう胞腎であるからこそ、

セーブできている。

つい先だっても、久方にそこそこ

飲んだら、だるくてしょうがなかった。

のう胞腎のせいかわからないか、

もしかしたらそうかもしれないという

意識があるから、

自粛しようという意識が普通異常に

働く。

感謝感謝である。

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August 22, 2009

病気はほとけさまからのお預かり物 ひろさちや 6

病気と仲良くする生き方が「そのまんま・そのまんま」の生き方だと考えます。(おわり)

                                                                                                             

                                                           

                                                                

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August 21, 2009

病気はほとけさまからのお預かり物 ひろさちや 5

ただし、わたしは何も、病気の治療をしてはいけないと

言っているのではありません。

治療してもいいのです。

わたしが言いたいのは、病気を苦にしないことなのです。

            (つづく)

                                                                                                   

                                                                                                                                                                       

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August 20, 2009

病気はほとけさまからのお預かり物 ひろさちや 4

治る・治らないはほとけさまにおまかせして、

病気になれば「そのまんま」楽しく生きればいいのです。

              (つづく)

                                                                   

                                                                    

                                                                   

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August 19, 2009

病気はほとけさまからのお預かり物 ひろさちや 3

病気は治る時には治ります。

そして、治る時がくるまでは治りません。

             (つづく)

                                                                                             

                                                                 

                                                                 

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August 18, 2009

病気はほとけさまからのお預かり物  ひろさちや 2

だとすると、病気になれば病気になったそのまんまのからだをお預かりすればいいのです。

(つづく)

                                                                                  

                                                                                

                                                                                               

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