April 19, 2009

解毒作用のある野菜

                                         

私は「病とは体内の毒素を排出する作用である」との考えをベースにもっています。

 現代人は、どうしても知らず知らずに、その毒素(食品添加物、残留農薬、有害ミネラル、ダイオキシンなど)を体内に入れてしまっています。

 その毒素に対して、どう対応するかが、現代人が健康を保つための重要な要素であると考えます。

解毒作用のある野菜

1 体内の有害物質を包み込んで吸収する

   野菜には、体内に入った有害物質を血液中で包み込み、そのまま細胞に吸収させない成分をふくむものがあります。

    

タマネギ、ニンニク、ニラ、長ネギ、など

2        体内の有害物質を無害化する

   体に入った有害物質を解毒し、無毒化するのは肝臓の役目。

肝臓の解毒力を高める野菜を食べましょう。

    ブロッコリー、カリフラワー、大根、キャベツ、白菜、わさび等のアブラナ科の野菜、など

 

3 有害物質の体外への排出をうながす

   解毒の次のステップは排出。排出のほとんどは便からなので、便通をうながす食物繊維が豊富なものを食べましょう。

    キノコ、海藻、リンゴなどの果物、ゴボウ、里芋などの根菜類、など

以上、「ナチュラル&オルタナティブ ヘルスブック1『なぜ病気になるのか?を食べることから考える』」の「解毒・除毒の知恵」よりピックアップ




                                      

ナチュラル&オルタナティブ ヘルスブック1 

「『なぜ病気になるのか?』を食べることから考える」

                                    

1

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April 02, 2009

健康とは酸化と抗酸化のバランス

酸化や還元、フリーラジカルはどうやら健康にとっては重要な概念であろうということは思うのですが、どうも自分にとってわかりずらく、理解できていないです。アンドルー・ワイル博士の著作『ヘルシーエイジング』で、それらについてわかりやすいと思われる記述をみつけたので、自分の理解のためにもここに書き写します。

                                       

酸素は生き物を腐食させ、毒性を与える。一方、われわれは燃料を燃やしてエネルギーを得ている。つまり、われわれは呼吸によって空気中の酸素を代謝プロセスにとり入れ、消化した食物をその酸素と結合させて燃やしているわけだが、そのプロセスから、放射能に劣らず有害で危険きわまりない活性酸素種(ROS)がつくりだされている。その酸素種には強力な酸化因子とフリーラジカルがふくまれ、それらが細胞構造に破壊的な連鎖反応を生じさせる。そのうえ、われわれは環境からくるさまざまなフリーラジカルにもさらされている。

 人体は、それらの危険因子から身をまもるために、さまざまな抗酸化防御システムを備えている。(中略)

 われわれの健康状態は、酸化ストレスと抗酸化防御とのあいだのバランスに依存している。老化現象および老年病の発病は、DNA・蛋白質・細胞膜の小さな欠損が時間の経過とともに蓄積して、抗酸化防御力が酸化ストレスに対処できなくなったことを意味している。その観点からみれば、「老化」と「長寿」はおなじ意味でなくなる。抗酸化防御力がつよければ、病気をせずに長生きすることは可能になるのだ

 長く健康を享受し、ぽっくりと逝く一〇〇歳以上の長寿者は、間違いなくそのケースに相当する。(後略)    (※傍線は私-筆者がつけました)

                                (おわり)

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March 15, 2009

血圧が急に下がったワケ(2)

310日の記事よりのつづき)

走り始めて2ヶ月半くらいで風邪を引いたせいもあり、その後は走っておりません。風邪で気管支が不調な状態で走ると、ただでさえ軽い喘息発作が起きることが多いのに、ひどい呼吸困難に陥るからです。ジョギングは血圧だけでなく、汗をかくためにからだには特にいいと思っているので、いずれは再び始めるつもりではいますがここのところは走っていません。

というわけで毎朝血圧の測定をするばかりで、自然に上ったり下がったりするのにまかせ、自発的には血圧のためにこれをやろうということはなくここ1ヶ月ほど過ごしてきました。

ところが近頃、血圧が下がっています。

夜寝るのも二時、三時・・・と新聞配達の足音が聞こえる時間帯まで起きていることが多く、寝床についても仕事等の緊張のためか、1時間経っても眠れないことが多くなっています。コーヒーも増えていて、一昨日などは1日に4杯も飲んでしまいました。

それでも、血圧が下がっています。もちろん、医者が処方する降圧剤はまったく飲んでいません。どうしたというのか・・・。たしかにここのところは、気候も暖かめではありましたが。

じつは、ここのところ、別に血圧だけを意識したのではありませんが、健康食品を二種類ほどのんでいます。うちのネットショップに販売しているものでいま紹介すると、あまりにも露骨な宣伝になる恐れがあるので商品名は避けますが、キレート・サプリメントとパパイヤ発酵食品です。とくに後者は息子がインフルエンザにかかり、自分にうつされてはいけないと期間限定でのんだものでした。

両方とも始めてからせいぜい1週間くらいしか経っていません。それなのに収縮期血圧(上)も拡張期血圧(下)もともに10近く下がっているのです。夜早く寝て、コーヒーをまったく飲まず、ストレスを極力受けないように生活して、その上で走っていてもここまで下がるのはそうはないことだと思います。

  どちらのサプリメントの影響なのかそれとも両方摂るのがいいのか、今後はどうなるのか、一時的なものではないのか、しばらく様子をみて、またご報告したいと思います。(終)

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March 10, 2009

血圧が急に下がったワケ(1)

血圧を下げたいと、書物を参考に2ヶ月間は週2回以上のジョギングをしました。少しは下がるのですが、夜更かしやコーヒーの飲みすぎなどですぐに上ってしまいます。

緊張を強いられること、つまりストレスを多く受けたと思われる日の翌日などは、走っていてもぐんと基準値を超えてしまいます。寒さというのがクセもので、寒ければ寒いほど血圧計に表示される値がのびます。

こんなことから、血圧を下げるためには、ジョギングやウォーキングなど何かをするよりもまずは、血圧を上げていると思われるマイナス要因を取除いていくほうが先決問題であるとからだで覚りました。

ところが、コーヒーは大好物です。かなり前にコーヒーはよくない、やめようといった記事を書きましたが、ほんとうは自分への呼びかけであり、コーヒーをやめることの決意のつもりでした。でもいまだにやめられていません。

以前より仕事は夜の方が能率が上りました。仕事相手から「おまえは夜書いた原稿の方がいい」といわれたこともありました。早起きを習慣づけていたときも、夜眠いときよりも早朝の方が頭はさえないという自覚がありました。

緊張やストレスがよくないといわれても、避けられるものなら避けたいのに、避けられないというのが緊張やストレスです。寒さなんてものは、たとえどんなに暖房をたいているうちでも、外に出ればからだを冷やさざるを得ません。

315日更新の記事-“健康テーマ”につづく)

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December 22, 2008

製薬企業と医師が結託して血圧の基準を上げた?

やはりそういうことであったか、

という内容の文を発見。

PHPの雑誌『ほんとうの時代』2009年1月号に

大櫛陽一氏(東海大学医学部基礎医学系教授)が

特集「こうすれば『血圧』は下がる」に、

現在の投薬基準では、多くの医療機関で

最高血圧が140mHg以上か、 

最低血圧が90mHgとされているけれど、

55歳以上では、

最高血圧は165mHg、最低血圧100mHgまで

正常範囲であるとした上で、

読売新聞2008年3月30日朝刊の

記事を引用して、

以下のように書いている。

                                        

実は、血圧の基準は下げられてきたのです。

1987年の厚生省の基準では、薬を必要とする

人は最高血圧が180mHg以上とされていましたが、

日本高血圧学会は次々と下げて、

2004年に140mHgとしたのです。

 七十歳以上かつ降圧剤を飲んでいない人で、

最高血圧が180mHg以上の人は0.3%ですが、

140mHg以上の人は32%います。

 降圧剤の対象者が百倍になったのです。

つまり、降圧剤の売り上げを百倍にする

仕組みが作られたのです。

この仕組みを作った医師たちには、

製薬企業から三年間で5億円以上の

寄付金が送られていました。

       (※傍線は私がつけました)

                                       

 製薬会社と医師の結託については、 

血圧のことではないが、

実際、よく聞く話であり、

この件についても事実であろうと思う。

自分たちの利益のために適当に

つけた基準に振り回され、

飲まなくていい降圧剤を飲んで

命を削ってきた人はどれくらいいるだろう。

                                              

 このようなことが当り前に

行われている社会は、一度、

リセットされた方がいいのかもしれない。

ただし、今まで犠牲になってきた人々が

さらに犠牲になることには

堪えられないが・・・。

                                            

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December 17, 2008

ぜんそくの原因となる細胞を食事で改善!

                                                                               

ぜんそくの原因となる細胞が発見されたそうだ(※下記参照)。

                                                                              

「肺に多く分布するナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)にだけ出現するインターロイキン(IL)-17RBというたんぱく質に着目。(中略)IL-17RBを持ったNKT細胞が気道過敏症を引き起こす「悪玉細胞」だと結論づけた」

                                                                                 

ところで、自然医学で有名な森下敬一氏(医学博士)はかつてこう書かれている。喘息の原因となるタンは気管粘膜の炎症によってでるとした上で、

                                                                                 

「ところで、炎症はどうしておこるかというと、体細胞の抵抗力の弱っているところに、血液中の毒素が働きかけるためだ。血液中に毒素が入っているということは、血液が酸毒化されているということで、体細胞の抵抗力が弱っているのも、もとを正せば、この酸毒化した血液に養われていることが原因である」(1990年発行『クスリをいっさい使わないで病気を治す本』より)

                                                                              

と書かれている。この本は、『クスリを使わない慢性病の治し方』を再編集したものだそうで、そちらは1990年よりもっと発行が古いであろう。森下氏は、「悪玉細胞」が発見されるずっと前から、喘息の原因は細胞にあるとされてきたのだ。

                                          

しかも、森下氏は、喘息の原因となる細胞。その細胞の質は、食事によってどのようにも変えられるという。

                                                                              

「われわれの体細胞は少しずつ新しい細胞によって置き換えられている。その新しい細胞の原料は食物である、食物の質が変わり、それによって血液の質が変われば、必然的に体細胞の質も変わってくる。だから、質の良い食物を摂らなければならない。

 質のよい食物とは、本来の人間の食性に適合した穀・菜食である。この生理にとって自然な食物によって、生理機能全般が正常化される。すなわち体質は改善されるわけで、アレルギー体質も、必然的に解消される」(前掲書より)

                                                                                    

「IL-17RBを持ったNKT細胞が気道過敏症を引き起こす」という記事を他の新聞でも読んだが、そこにはこの理論に基づく新薬の開発が期待されるといったことが書かれていた。

ようするに、新薬を待つまでもなく、食事などによって細胞を変えればいいのである。

一筋縄ではいかないのではあるが。

                                                                                     

                                                                            

毎日jp (毎日新聞 2008年11月17日 23時18分)より

                                                                              

ぜんそく:「原因細胞」を特定 理化学研、新薬開発に期待

 アレルギー性ぜんそくなど気道過敏症の原因となる体内物質を作る細胞を、理化学研究所がマウス実験で突き止めた。ヒトにも同じメカニズムがあると考えられ、症状を抑えたり発症を予防する新薬の開発につながると期待される。17日付の米実験医学誌に発表した。

 理研によると、国内のアレルギー性ぜんそくの患者は約300万人。慢性化すると、気管支拡張薬やステロイドなどを用いる対症療法が中心となり、根本的な治療法は確立していない。発作的なぜんそくや、せきを起こす直接の原因物質は分かっているが、これらがどの細胞で、どう作られるのかは不明だった。

 研究チームは、マウスのさまざまな免疫細胞で遺伝子の働き具合を調べ、肺に多く分布するナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)にだけ出現するインターロイキン(IL)-17RBというたんぱく質に着目。人為的にNKT細胞を欠損させり、IL-17RBの働きを止めたマウスでは気道の炎症が起こらないことを確認し、IL-17RBを持ったNKT細胞が気道過敏症を引き起こす「悪玉細胞」だと結論づけた。

 渡会(わたらい)浩志・上級研究員(免疫学)は「アレルギーの原因物質にさらされた初期段階で何が起こるかが分かったことで、ぜんそくが慢性化する前に予防できるのではないか」と話している。【西川拓】

                                                                                     

アレルギー性ぜんそくなど、気道過敏症を引き起こす悪玉細胞を発見

- アレルギー・炎症性疾患の根治が大きく前進 -

                                       

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December 09, 2008

ウォーキングよりランニングゥ~?(2)

(前回より続く)

その後、数年経って

ランニング・ブームは終わった。

朝、走る人で

賑わいを見せていた公園や通りが、

祭りの後のように

パタリと静かになった。

ランナーはいなくなったものの

さらに数年経って

歩く人が増え始めた。

ウォーキング・ブームの到来だ。

現在もそれに続いている。

急にランニングが消えて、

ウォーキングとなった理由が

小山内博著『生活習慣病に克つ新常識』

に書かれている。

当時アメリカでは、

体力づくりにランニングがすすめられ、

健康増進の指導者として知られる

ケネス・パークが

12分間は知らせる「12分走」をさせていました。

しかしその速さは相当なもので、

弊害も認められたために、

『羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く』で

今度は健康のために

ウォーキングがすすめられるようになりました。

最近は日本でも、

安全第一でウォーキングが主流です。

おそらくケネス・パークがランニングをすすめて以来、

ランニングブームが日本にも到来して

「相当な速さ」で走って人もいたろうが、

ジョギング程度の走りをする人も増えたのだろう。

それにしても、ランニングも、

やはりアメリカの“サルマネ”で

始まったのか・・・。

それが、心臓が弱い人が倒れるなどの

ケネス・パークの「12分走り」の弊害が

出るようになって、

汐が引くように

スピードを出す人も、

ゆっくりの人もランナーが

消えてしまったのだろう。

そこで出てきたのが、

ウォーキングというわけだ。

小山内博氏は同著でいう。

血圧について

150/分以上のランニングでは改善は不十分で、

歩く(ウォーキング)運動ではやはり改善効果が

不十分である。

「早く走るのは危険も考えられるし効果も不十分で、

安全なウォーキングでは時間的にも三倍以上の

努力が必要であり、能率もよくありません」

小山内氏は高血圧と低血圧の

ことを書いているが、

そればかりでなく、

ゆっくりランニングは

からだ全体にいいだろう。

アメリカの影響で興った

ランニングブームだが、

アメリカ人が走らなくなったからといって

とくにのんびりとマイペースで

走っていた人まで

やめることはなかったのである。

あれから二十年以上経った

現在なら、自分の走りが、

マラソンではなく、

ジョギングでも

体育の先生は

許してくれるだろうか・・・。(おわり)

                                                                                                               

                                                                           

                                                                                                                                                    

                                                                                                                                                             

                                                                                                                                                    

                                                                                                                                                      

                                                                                                                                                    

                                                                                                                                                      

                                                                                                                                                         

                                                                                                                                                         

                                                                                                                                                         

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December 08, 2008

ウォーキングよりランニングゥ~?(1)

今朝(128日)は息子が保育園を休んでいるため

まだであるが、

1日に2030分前後、

週に最低2~3日、走り始めて1ヶ月になる。

ここのところは、

ほぼ毎日走っている。

                                                                                 

走るといってもゆっくり走る

そもそもの目的は血圧を下げる

ためである。

血圧を下げるのには、

脈拍毎分140くらいに

ゆっくり走るのがいいらしい。

                                                                                                                                                                         

1ヶ月前走り始めて

途中から血圧のグラフをつけるようになったが、

それを見ると、思ったよりは

効果が出ていない。

しかし下がり傾向にあるような気がする。

しばらく様子をみてみよう。

                                                                                                                                                               

ゆっくり走る・・・。

つまりジョギングであって、

マラソンではない。

                                                                                                                                                                  

高校時代、体育の教師が

「あれはジョギングだ」

と言っていた。

当時(80年代)、来日したレーガン大統領も

早朝、走っていたように、

ランニングが流行っていた。

印象では猫も杓子も走っていたように

覚えている。

もちろん、多くの人が

マラソンと呼べるような走りっぷりではなく

まさにジョギングというような

のんびりとした走り方だったように覚えている。

                                                                

「おまえらは、それではいけない・・・」

体育の先生は言うのだ。

厳しい先生で生徒をよく走らせた。

まさしくジョギングではなく、

マラソンという言葉の方があっていた。

(次回に続く)

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December 01, 2008

睡眠時間八時間。とくに高血圧の人は・・・

免疫学者の西原克成博士は、大人の場合、

1日8時間は眠る必要があるといわれている。

※引用1(引用に関しては、この記事の下方を見てください)

それに関連して、ココログニュース

「睡眠時間が7.5時間を切ると、

脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、

33%高まる」という記事を読んだ。

※引用2

8時間と7.5時間、数字はかなり近い。

やはり、人間は8時間は寝るようにできているのだろうか。

ここのところ、高めの血圧をコントロールすべく、

毎日、血圧を測っている。

やはり、就寝の時刻が遅い方が、

血圧が下がりにくいようだ。

血圧を下げるためにランニングなどをしていても、

夜更かしをしてしまうと下がらなくなってしまう傾向がある。

そのせいだろうか、ココログニュースの

心臓病予防に十分な睡眠」という

タイトルにピンときた。

記事を読んでみると、

この実験の被験者はなんと、

“高血圧と診断された人”である。

西原博士は、先述の著作の

「なぜエコノミークラス症候群が起きるか」の項目で、

エコノミークラスの座席に

八時間も九時間も座っていては、

ポンプである心臓が休まらない(※引用3)。

また、「体が重力に抗している間は、

たとえ脳の新皮質のニューロンが眠っていても、

脳内の血圧が下がらなければ

新陳代謝がうまく行われません」と書かれている。

つまり、たとえ座っている状態でも

体を起こしているので、心臓は休まらず、

血圧は上っている状態であり、

反対に寝ている間は、血圧は下がっているのだ。

だから、高血圧の人は程度にもよるのだろうが、

長く寝れば寝るほど血圧が下がっている

状態が長くなり、体にかける負担は少ないはずだ。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」、

寝すぎは、よくないが、ちょうどいい睡眠時間

というものがあるはずだ。

人によってちょうどいい睡眠時間は違うという

意見もある。

睡眠時間8時間、これは、

とくに高血圧の人は頭に入れておいた方が

よさそうだ。

できるかできないかは別として。



※引用1

「ヒトは立位や座位で生活するので、四足の動物に比べて重力に抗した生活をしているため、子どもで一日に一〇~一二時間、大人でも八~九時間の、骨休めのための睡眠が必要です。これなくしては、約六〇兆個の細胞でできているヒトの成体の十分な新陳代謝(りモデリング=一晩で約一兆個の細胞、筋肉にして約一キログラムのつくり換わり)は正常に行われません。」(西原克成著『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』より)

※引用2

『世界を廻る瓦版』によると、「自治医科大学が、高血圧と診断された1255人について、心血管疾患の発症頻度を平均50か月間観察」した結果、「99例の心血管疾患が発生」。「うち1日あたりの睡眠時間が7.5時間未満の被験者の発症頻度は年2.4%」で「7.5時間以上の睡眠をとった被験者では同1.8%」だったとのこと。(ココログニュース『心臓病予防に十分な睡眠』より)

※引用3

「しかし、エコノミークラスの座席に八時間も九時間も座っていては、どんなにぐっすり眠っても疲れがとれません。座位では、足の先と頭の位置の高低差が一〇〇センチほどあるため、ポンプである心臓が休まらないのです。これは、空中の飛行機のなかでも地上の車でも同じことです」

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November 24, 2008

高血圧もCO2もそれだけに注目するのはナンセンス?

ココログニュースで

「地球温暖化説に異論あり 丸山茂徳氏の主張」

を読んだ。

本屋さんでも丸山氏の本『「地球温暖化」論に騙されるな!』(講談社)

の目次だけのぞいた。



以前、アルゴアの映画『不都合な真実』を観て、

CO2だけかよ!そうじゃないだろう。

もっと地球はいろいろヤバイだろう」

と不満をもらしたが、

あちこちで、CO2、CO2、CO2、CO2、・・・

とうるさいので、洗脳されてしまって、

いつしかその問題意識から遠ざかっていた。



そこで、あらためて思い出したのだが、

CO2と騒ぎだした大元、または

今一番騒いでいるのは、

やはり欧米を中心とした先進国でしょう?

見方がじつに“西洋医学的”なんだよね。

要素還元主義といいますか、

CO2という細部しか見ないで、

全体を忘れてしまっている。



地球を1人の患者とみれば、

CO2だけなんとかすればいい状況では

ないことは明らかでしょう。

地球という重病患者の病は

CO2だけ減らせば治るのでしょうか。

そうではないはずです。



だから、CO2を減らすために

原子力発電を増やすなんていうのは、

地球全体の病を治すという視点から

みれば、ナンセンスもいいところではないでしょうか。

原子力発電から海に流される排水というのは、

かなり熱いというではありませんか。

また、廃棄物はどうなるのでしょうね。



もちろん、CO2を入口に、もっと幅広く

地球環境を考えるというならばわかるのだけれど、

今の状況は、新聞もテレビもマスコミの多くは、

とにかくCO2を減らせばいいのだ、

地球環境保護=CO2削減というような論調に

なっている。



でも、ひるがえって、

ぼくが、今、自分の“高血圧”を気にしている

のも、同じようなことなのだよな。

問題は血圧が高いことではなく、

からだの不調なのだ。

弁明をさせていただくと、

ぼく自身は、高血圧の数値だけを

気にしてのことではなく、

血圧が高くなったのと平行して、

頭痛があったり、眼が充血していたり、

手の痺れを感じたりすることがあったので、

これはまずいのではないか、

体が黄色信号を発しているととらえたのだ。

(もちろん、多発性のう胞腎には、

 なにより血圧のコントロールが大事ということも

 ありますが・・・)



そもそも、もっとも反省したのは

運動不足。だから、血圧を下げようと、

走ったりするようになり、

運動を行ういいきっかけとなった。

そうでもなければ、歩くことはしても

走ることはしなかったでしょう。

人間の身体はある程度以上、

動かさなければならない

ようにできているのに。



おかげで、頭痛もだいぶなくなり、

最近は白目が白目であることがほとんどと

なりました(笑)。



ただ、血圧の方は、とくに拡張期血圧(下)が

ここのところ、走っているわりに下がらない。



もうしばらく様子をみよう。

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