前の記事に、「思うようにならない」とう記事を書いたが、その内容はそういうことではなくても言霊がよくないから、付け加えたいと思います。
きっと、人生は「思うようになる」のである。「思うようにならない」のは、自分の人間がそこまで達していないから「思うようにならない」のであって、「思うようになるような人間」になれば「思うようになる」のである。
おそらく神様は、人間にできないことを思わせないのであって、それをその人が「思っている」ということは、できるということなのである。そして、人間が成長をすればするほど、ますます自然と欲望丸出しのやるべきでない、できないことは思わなくなるのだろう。
言い換えれば、正しいことを思えば、必ず「思うようになるのである」。正しいことしか常に考えないような人間になれば、きっと、この地上に叶わないものはないというくらいの域に達することができるのだ。
だから、大切なのは「思うようにならない」なら「思うようにならない」ありのままの現実を受け入れ、「思うようになれるのだ」ということを信じて、「思うようになりたい」と思って、努力していけば必ずなれるのだ。
前の記事で書いたことを言い換えれば、「思うようにならない」ときでも、だからこそ、「あせらない」ということなのである。
賭け事でも、なんでもそうであろうが、自分に風が吹くときもあれば、まったく風が吹かないときもある。
「思うようにならない」ときは、じたばたせず、いい意味で諦めて、心をできるだけ平静にして、努力ができるときに、「思うようになる」のだと信じて、「思うようになる人間」になるための努力していけばいいのだ。
こうやって、今日も自分で自分に言い聞かせるモモタロウであった・・・。
以下、京セラの稲盛和夫さんの文章(『いかにして自分の夢を実現するか』の訳者解説)より
成功しない人は、成功した人のすばらしい話を聞いても、「そんなお金がない」とか、「そんな余裕がない」とか、「人材、技術がない」とか、とにかく、自分にない条件、自分にできない理由を並べて、「どうすればいいのか教えてほしい」と言います。
しかし、成功する人の考えることは、皆、同じです。それは、まず、「そういうものがなければならない」と、思うのです。まず、思わなかったら、けっしてそうはならないのです。
(中略)
「人生というものは思うようにならないものだ」とよくいわれますが、そうではありません。思うようにならないと最初から思っているからうまくいかないのであり、ここを否定したのでは、もう、そこに曇りがありますから、思うどおりにはなりません。
中村天風さんという昭和43年に亡くなった、おそらく昭和ではナンバーワンの哲学者がおられます。このかたは、自分が思うとおりに、心に描いたとおりに世の中はなると言っておられます。運が良いとか悪いとかいうことも、心に描いたままだと言っています。
そして、ゆめゆめ、自分の心に、不安とか、疑念とか、怒りとか、嫉妬とかが入ってはいけない、つねにポジティブで明るい思いを描き続けなさいと語りかけています。
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